野郎組の2番ちゃん

昔の話 ページ6

野郎組と会ったのは、高校1年生だからそれまで、僕は違う人と居たの。

それが、那須だった。

那須とは幼稚園からの幼なじみで、よく遊んでたんだ。

僕達はまだ幼い幼稚園児ながら、同性愛ということに向き合おうしていた

つまり、付き合っていた。

小学生も順調に進んでいったのだが、

中学2年生のある日、事件はおきた。

僕は見てしまった………………………

当時同じクラスだった、浮所とキスをしているのを…

僕にはもう1人仲のいい友達の金指が居て、金指は僕と那須が付き合っていることを、知っていた。

励ましてはくれていたけど、立ち直れなくて、次第に僕は那須を避けるようになってしまった。

それから僕は、金指と一緒にいた。

でもやっぱり那須を好きな気持ちは変わらなくて…

ある日いつも続けていた、授業中の手紙交換をすることにした。

那須に渡してくれる？と、いえばいつも渡った手紙。

渡れば必ず返ってきた手紙。

その手紙に僕は「僕のこと、嫌いになった？」と残した

でも、手紙の返事は返ってこなかった…

僕のこと本当に嫌いになっちゃったんだろうなって思って、手紙の返事も返って来ないんだったら、直接問い詰めようと思って、呼び出した。

意外と勇気いるんだよ‪w

そして…………………

二「那須は俺の事嫌いになった？」

那「なるわけないじゃん！最近避けられるし、二葉は俺の事嫌いだろ？」

二「何それ…………自分が何したか分かってないの？」

那「なんのこと？」

二「授業中の手紙は返ってこないし………」

那「えっ。手紙、俺の元まで渡ってないよ…」

二「嘘つかないでよ。最低！」

那「嘘なんかついてないよ。」

二「ほら。それが嘘じゃん！もう俺たち別れよう！」

那「待ってよ！二葉…………
絶対迎えに行く」

なんかごにょごにょって聞こえたけど、俺は飛び出した。

次の日那須は引っ越しをするということで、この地を旅立った…


都合良すぎるでしょ！那須の家はお金持ちだから、引っ越しなんていくらでもできる…

だから、気まづいんだ…

出来れば、また昔の関係に戻りたいんだけどね……

無理だよね………………………

もう…

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