07:すんなり ページ7
中也「……は?」
太宰「……え」
あまりにもあっさりと負けを認められ、拍子抜けする私達。さらには、
スッ……
と私達の元へ降りてくると、
??「さ、どこかへ連れて行くんでしょう?
早く行きましょう」
と私達を急かす始末。
中也「あ、嗚呼……」
とりあえず、任務完了という事で拠点へと戻る事にした。
▲▽▲▽▲▽▲▽
コンコンッ
太宰「失礼します」
ガチャッ
森「おお!もう任務完了かい?」
中也「はい。
意外とあっさり決着がつきまして」
森「ほう…情報ではなかなか手強いと記してあったが…
君が“銀の狂戦士”かい?」
静かに、少し殺気の籠った目で少女をみる首領。
??「…ええ。それが何か?」
…首領に初対面からこんな口調で話せるとは、なかなかの強者だ。
中也も同じ事を思ったらしく、僅かに目を見開いている。
チッ、こんな帽子と同じ事を考えているとは…
なんか無性に嫌だ。
森「はっはっは…
私と初対面から普通に話せるとは!
君、なかなかやるねぇ」
??「……どうも?」
森「さて……どうしようか」
私達の間に、ピリッとした緊張が走った。
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作者名:皐月 | 作成日時:2017年6月13日 15時