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06:ゲーム ページ6
中也「ただし……俺らが勝ったら、言うことを聞いてもらうぜ？」
ほう…中也にしてはよく考えたじゃないか。
太宰「と、いうことだが…どうする？」
挑発的に言う。
??「ァハハハッ！
貴方達は私の探している“モノ”を持っているかしら…！」
高らかに笑った後、
ｻｯ
太宰・中也「「！」」
彼女が手をあげる。すると、
ｻﾞｯ……
彼女の後ろの暗闇から、黒い狼のような獣が出てきた。
ﾊﾞｯ
中也「…異能力、【汚れつちまつた悲しみに】っ」
[ｸﾞ……ｯ]
中也の異能で重力をかけ、動きを封じる。
ホッとしたのも束の間、
ｻﾞｻﾞｯ…
[ｶﾞｧｯｯ]
もう一匹いたらしく、そいつが中也にとびかかる。
太宰「！？」
中也「しまっ…！」
太宰「異能力【人間失格】」
【人間失格】を使い、ギリギリ攻撃を防ぐことができた。
??「！
異能力無効化…？」
少し驚いたような表情の少女。
??「ﾌﾌｯ……」
急に笑いだした彼女をみて、また何かあるのかと二人して身構える。
??「わかったわ。
……私の負け。何をしたらいいの？」
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作者名：皐月 | 作成日時：2017年6月13日 15時
