鬼道 有人_嘘か、真実か_ ページ13
鬼道「A、好きだ」
「はっ……」
ある夏の日。 帰り道が同じ鬼道と一緒に歩いていると、ふと言われたその言葉。
「えっ、ちょっ…」
鬼道「……なんてなっ」
「はっ…？」
返答に困っていると、鬼道が言った。
鬼道「冗談だ。 ほら、あれ、ウソ告」
「そ、そっかっ」
なぜ今やるのか分からなかったが、ふと鬼道の横顔を見ると耳が赤く染まっていた。
_その告白は本当？_
私はそういうことに鈍い訳ではない。
どちらかというと鋭いほうだ。 だから…鬼道の耳が赤く染まっているのを見ると、もしかして…？と思ってしまう。
…やめよう、その自意識を。
「ふふっ、鬼道もそんな事言うんだ」
鬼道「当たり前だ 俺も人間だ」
まだ体の熱は抜けない。…お互いの。
何を隠そう、実はウソ告されてすごいドキドキしたのだ。
「なに？好きな子に告白するからその練習？」
鬼道「いや、ただの冗談だ」
「ふーん」
そして家につき、鬼道とわかれる。
帰り際、少し恥ずかしそうに手を振る鬼道の顔が忘れられない。
朝。普通に朝食を食べて朝練の準備して家を出る。
サッカー部も朝練らしく、途中で鬼道と遭遇。
「おはよっ」
鬼道「あぁ」
何気ない顔で鬼道の隣へ。
鬼道「A…昨日の…ウソ告だけどさ」
「…？」
鬼道の口から出たその言葉に少し動揺。
鬼道「嘘じゃなくて本当って言ったら…どうする？」
驚いて横を見ると、そこには少し妖しく笑う鬼道が。
今度は私が照れる番だ。
「ふふっ、喜んでって答えるかな」
鬼道「！…それって…」
「じゃ、私は朝練があるので！
バイバーイ！」
鬼道「あっ、おいっ！」
照れ隠しで鬼道から去る。
2人の顔は赤く染まる。
……もし、貴方が本当に私を好きなら…
今日の帰りに 本当の告白をしてくれますか？
_______
順位がついてて凄い嬉しいです！
これからもこの作品をよろしくお願いします！
あと…リクエスト待ってま〜す！
佐久間 次郎_青春の_→←_girl day_*Second
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アインツバル - あ、レスマーク付けるの忘れた...(絶望) (2019年4月3日 13時) (
レス) id: db0b681609 (このIDを非表示/違反報告)
アインツバル - いえ、こちらこそ！楽しみにしてます！ (2019年4月3日 13時) (レス) id: db0b681609 (このIDを非表示/違反報告)
すすかもね(プロフ) - アインツバルさん» ありがとうございますー！！源田ですね！了解しました！ (2019年4月3日 13時) (レス) id: c792533265 (このIDを非表示/違反報告)
アインツバル - すすかもねさん» リクエスト失礼します！ 出来ればで良いんですけど、 源田の話を入れて下さったりは... あと佐久間の回、やばかったです。 しにそう(本気) (2019年4月3日 11時) (レス) id: db0b681609 (このIDを非表示/違反報告)
すすかもね(プロフ) - Yunaさん» 大人組からですか！？ありがとうございます！！ツンデレ沢ですね！了解しました！ (2018年8月20日 20時) (レス) id: c792533265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すすかもね | 作成日時：2018年6月25日 17時
