大人の記念番外編 ページ31
優一「あっ…と、と、と、…十神 Aさんぅぅぅっ！？」
ベットの上で震える優一。 Aは微笑みながら近づいた。
「剣城からサプライズとして会って欲しいと言われて…」
剣城「兄さん、A先生に会いたいって言ってただろ？」
優一「そ、そ、そうだけど！！ こ、心の準備ができないよぉぉぉ…」
優一は顔を赤くさせベットに潜ろうとする。そしてそれを剣城が阻止。
剣城「せっかくだからA先生と話してよ。 俺は飲み物を買ってくるから」
優一「待って京介！」
剣城「お願いします、A先生」
「おっけー」
優一の制止も聞かず、剣城は財布を片手に病室を出た。
残されたAと優一。 優一はまともにAの顔を見れない。
Aはクスリと笑って椅子に座った。
「剣城…優一さん？」
優一「は、はいっ」
「弟さんと仲良いんですね」
優一「ま、まぁ…はい…。あの」
「はい？」
優一「その、敬語、使わなくて大丈夫です…。俺、Aさんより年下なので」
「なら遠慮なく」
優一「あと…さん付け、しなくて良いです」
「ありがとう」
フワリと笑うAの顔を見て優一はまたもや顔を赤くさせた。
優一「Aさん！俺、Aさんの大ファンでして…その、良かったら握手を…」
「あ、もちろん良いよ 応援ありがとう」
優一は恐る恐る手を差し出す。 Aはその手をガッと掴んで握った。
優一「(俺今Aさんと握手してるぅぅぅ！ 太陽くんに自慢しよう！)」←
「優一さ…ん”ん”っ 優一は、今いくつなの？」
優一「(しかも名前呼び！ 京介は確か剣城呼びだったよな…勝った)←
俺は今高校生です」
「若い…」
優一「えへへ…」
笑う優一の顔はどことなく寂しそうだ。
優一「でも俺…少しでいいから青春、したかったです」
「…」
優一「あっ、で、でもっ、弟とか、弟の友達が来てくれるので、はいっ」
「そう…じゃあ私もお見舞いに時々来ようかな。」
優一「えっ…」
「優一の、青春のお手伝い…なんて笑」
優一「う、嬉しいですっ！ ぜひ来てください！待ってます！」
すると優一の顔は一気に明るくなり、ニコニコ笑顔になった。
優一「あ、あの…失礼ですが、写真、一緒に撮ってもいいですか？」
「良いよ〜 んじゃ、行くよ？」
優一「は、はいっ！(待って顔近っ///)」
剣城「(兄さん…良かった。 でも、俺もA先生と写真撮りたい)」←
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すすかもね(プロフ) - 白兎さん» いえいえそんな！ 評価、お気に入り登録ありがとうございます！もっともっと白兎さんに好きになってもらえるよう努力します(*^^*) (2018年6月15日 22時) (
レス) id: c792533265 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - ｱｧｧｧｧｧｧ！この作品は神ってる！文才分けてほしいぃ……（訳:この作品、評価とお気に入り登録しますね。とても良い作品でした。） (2018年6月15日 21時) (レス) id: 64e611e09b (このIDを非表示/違反報告)
すすかもね(プロフ) - チョコ猫さん» わぁぁ…！ありがとうございます！いっぱい更新できるように頑張ります！ (2018年6月6日 20時) (レス) id: c792533265 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ猫(プロフ) - 続きが気になりすぎてほんとこの作品大好きです＾＾楽しみに待ってます！ (2018年6月4日 22時) (レス) id: 40d68d973e (このIDを非表示/違反報告)
すすかもね(プロフ) - 塗師さん» わかりました！ 要望とかありますか？ (2018年5月27日 21時) (レス) id: c792533265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すすかもね | 作成日時：2018年2月4日 22時
