大人が225人 ページ5
春奈「どうします？これじゃあ意見がバラバラですね」
「わかった、私は群馬行くから鬼道は大分、春奈は神奈川な」
鬼道「それは意味ないだろ」
吹雪「それじゃあ、北海道なんてどう？」
A・春奈「わぁ！」
まだ言い争いを続けていたら、吹雪が割って入ってきた。
どうやら地元の温泉をオススメしたいらしい。
鬼道「北海道か……いいな…」
吹雪「でしょ？」
春奈「でも遠くないですか？」
吹雪「なんとかなるって！」
「それ以前に、どうやってここに来たのかお前ら疑問に思わないの！？」
吹雪「Aちゃんいる所に僕あり！」
「ダメだこりゃ」
ピシッとポーズをとるがそれを呆れ顔で見つめる。
するとしょぼんとした顔になった。
そして、旅行会社とかにある北海道の良いとこを集めた本を私達に見せた。
吹雪「有名どこの温泉もいいけど、何年か前に北海道帰った時に良いとこ見つけたんだよね」
円堂「どこだ？」
吹雪「癒芯温泉！」
と、本ではなくとあるサイトを見せられた。
吹雪「出来たのは何年か前らしくてつい最近なんだ〜
気になってたけど、1人で行くのもアレだし…
どうせなら皆で行こうかなって」
鬼道「ほう…内装綺麗だな」
春奈「広…」
円堂「へぇ、露天風呂もあるのか」
「団体だと割引されるのか」
段々皆ここの温泉いいんじゃない…？的な雰囲気になってきた。
だがひとつ、問題があるのだ。
「移動どうすんの？」
円堂「そこはもう飛行機でバビューンと」
「うーん…料金高くないか？」
春奈「財閥の娘がそんなこと言うんですか！！」
鬼道「まあもともと沖縄か北海道に旅行っていう予定があったからな」
あぁ、合宿の時に話してたヤツね…。
次は冬花も夏未も来れるかな。
「あ、年末年始って飛行機代高くない？」
春奈「なんの為に仕事してるんですか！それくらい大丈夫ですよ」
吹雪「足りない分は僕が出すよ！もちろんお礼はAちゃんね♡」
「自分で出せるから」
とりあえず、大人組のグループLIN○で飛行機代や旅館代を報告し、参加できるかどうか報告することになった。
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作者名：すすかもね | 作成日時：2023年5月7日 3時
