大人が204人 ページ4
松山「あ、ブルゾ○ちえみだ」
「with○の1人だ」
佐々木「あれ、おふたりも？」
「wit○Bのもう1人だ」
ここに○ルゾンちえみ○ithBが集結した。
「ていうかこれは…？」
佐々木「余興的なやつですかね」
松山「俺なにも聞かされてないです」
もちろん私も佐々木先生も何も聞かされていない。
すると茜ちゃんが来て、紙を渡される。
茜「これ台本です…」
「え？」
茜「幕が上がってライトが照らされたら、読み上げてくださいね」
3人「え？」
何これ、と声を上げる間もなく舞台裏まで連行される。
幸いあと10分ほど休憩時間があるので、その間に必死に覚える。
佐々木「俺達はセリフ少ないですが…」
松山「A先生のセリフの量えぐいっすね」
「代わります？」
2人「結構です」
まさか私がキャリアウーマンの真似をすることになるとは…。こういうの、苦手なんだよな〜。
茜「そろそろ舞台でスタンバってください」
3人「はーい」
茜ちゃんに促され、私達は舞台の真ん中へ。
よくわからないまま幕が上がり、あの音楽が流れる。
吹雪「えっ、Aちゃん！？」
ヒロト「え！？」
そういえばコイツら前列だったな。
綱海なんか爆笑しながら動画撮ってるし。
佐々木「A先生役になりきってますね〜」
松山「さすがっす…！A先生！」
(キャリアウーマン十神のセリフは省かせて頂きます)
「ブルゾン十神」
佐々木·松山「withB！」
恥ずかしかったが、なんとかやり切ったわたしを褒めて欲しい。
パッとウィッグを外し、舞台袖に控えている茜ちゃんに渡した。
茜「はい、A先生達真ん中立ってください」
「えぇ…」
嫌々ながらも私達は真ん中に立った。
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作者名：すすかもね | 作成日時：2022年9月28日 10時
