十一話 ページ11
坂田side
戦争に勝ったという情報が入ってきた。
坂田「よ、良かった」
浦田「にしても、なんで勝ったんだろうな」
センラ「唯の逆転じゃないの？」
浦田「いや、そうなんだろうけど..Aが行った後に逆転となると、ねぇ」
Aは、城に戻ったのだろうか。
大丈夫かな__？
志麻「あ”ー！！もう！」
センラ「志麻君、ドンマイ」
志麻「センラさん止めて」
浦田「まぁ、謝ればいいと思うよ」
坂田「謝っても無駄な気がする」
あ、やば。
一気に視線が集まる。
坂田「Aさ、ただ単に家族が嫌いって言ってる訳じゃないんだ。
先王が暗殺されたって聞いた事あるでしょ？その犯人が今の王。つまり、Aのお父さんって言われたらしいんだよ。
その話はデマだったんだけど、Aは信じちゃったんだって。
だから、お父さんを軽蔑したような目で見たりしたから、自分が嫌になったって言ってた。
ホントは好きなんだよ。優しいお父さんが、お姉さんが、お兄さんが。けど、そんな事をしてしまった自分を罰して欲しいって言った」
坂田「もちろん、反対したらしいよ。だけど、Aは言ったんだ。
『惨めな私をもっと、惨めにするおつもりですか？』
ってさ。僕はこの話を聞いてもさっぱりだったけど、今わかったんだ。
Aは、命を絶とうとしているって事が」
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A『私さ、ずっと1人で泣いてたんだ。こんな事をしてしまった自分が惨めで。
冷たい目線で見られてたなんて、きっと嘘なんだと思う。多分、泣きすぎて幻覚が見えたのかなぁ。
今度はさ、泣きながら眠るんじゃなくて、笑いながら眠りたい__なんてね 』
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のろまっと(プロフ) - 堕天使さっきーさん» 志麻さぁぁぁぁぁんんん！！！ 観覧ありがとうございます！ (2017年2月22日 17時) (
レス) id: 6983528de5 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使さっきー - 志麻くんイケメン(〃ω〃) (2017年2月22日 17時) (レス) id: a34e759826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のろまっと | 作成日時：2017年2月19日 20時
