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午前中の授業を何とか乗り切り、


今は、午後の体育の授業中。


『はぁ…』


今日は、バスケでやっと休憩に入り床に座って
私は溜息をついた。



ただの微熱のはずなのに、朝より身体がどんどん重くなってく気がする。






谷地『Aちゃん大丈夫〜?しんどそうだけど…』



隣にいる仁花ちゃんが心配そうに私に尋ねる。



『あ、うん…大丈夫だよ』


と笑って見せた。



谷地『ん〜、でもちょっと休んでなよ!私、先生に言ってくるから!』


『え、ありがとう…』




仁花ちゃんは、そう言うと先生の方に
行ってくれた。




優しい…かわいい…天使…



なんて考えながら体育の授業の後半は座って見学を
することにした。






それからも身体は重くなっていう一方だったけれど


部活を休む訳には行かないので


着替えて体育館へ向かう。




体育館のドアを開けようとした時。




『うっ…』





急に視界が歪み、私はその場に座り込んだ。




身体に力が入らなくて立てない。



頭が痛い。




その時



後ろからパタパタと走る足音が聞こえた。


菅原『どうした?!大丈夫?!』


と声がすると、直ぐに菅さんは私の隣に
座り込んだ。



声も上手く出さず頷くことしか出来ない。



菅さんは、そんな私を見て、立てないということが分かったのか


菅原『保健室まで直ぐ運ぶから。』


それだけ言うと、あっという間に私を横抱きにした。



菅原『ごめんな、ちょっと我慢して。』



菅さんのその言葉で私の意識は途切れた。

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えな(プロフ) - こういうお話好きです!菅原さんも好きです!最高です!更新待ってます! (2021年9月4日 22時) (レス) id: 7aee9242eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わ か 。 | 作成日時:2021年5月29日 8時

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