きみの声

３３話 。 ページ34

Ｋ side








髪を切ってもらったけど、

なんだか恥ずかしい。







風「どっか寄ってくか。」



健「ｺｸﾝｯ」







風磨と近くにあったカフェに寄って行くことにした。





飲み物を注文して、2人でゆっくり。





テストの事とか、風磨の兄弟の事とか、いろんな話をしてあっという間に時間が過ぎてった。






風「そろそろ帰ろっか。」



健「ｺｸｯ」





また風磨に送ってもらって、家に帰った。





風「じゃあ、また明日。」




健「ｺｸﾝｯ」




風磨を見送って、家に入る。





ガチャ





あれ、電気ついてる。




母「あ、おかえり。って髪切ったの！？」




健うん。帰ってたんだね




母「いいじゃない！似合ってる。」





健それはよかった





母「健人、あのね、」




健「？」




母「お母さん、仕事変えようと思うの。」




母「だいぶ余裕も出てきたし、朝からの仕事にしようかなって。」




健うん!いいと思う。





母「ふふっ、良かった。」






正直､夜の仕事だと体も心配だったからよかった。

僕もバイトとかしてみたいけど無理、かな。




そのまま、お母さんと夜ご飯を食べて部屋に戻った。





明日は学校だ。
なんか緊張しちゃうな...

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