Rain

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少しリハまで時間があったからなっちゃんと澤さんと歩いてちょっと遠いラーメン屋さんにきた


夏輝「お、今日すいてる」


A「来たことあるの？」


夏輝「うん、何回か
いつも並んでる」


A「ラッキー」



A「なっちゃーん、聞いてる？」


夏喜「あ、うん入ろ」


さっきからなっちゃんはぼーっとしてる


お店に入って見ると驚きの人達



龍友「お、Aやん！」


裕太「マジで！？」



ジェネ全員


と、美羽さん



相変わらず目つきが悪いのか私を睨んでるのか



夏輝「どうする？店変える？」


澤さんが小声で聞いてくれる



A「ううん、大丈夫」



美羽「夏喜久しぶり！こっち座りなよ」



あーやだやだ



なっちゃんが美羽さんの方に行ったから反対側の玲於くんの隣に澤さんと一緒に座った



A「お隣失礼します」


夏輝「失礼します」


玲於「どーぞー」


玲於「いけてんの？色々」


A「うん、なっちゃんとは前より仲良くなった」


夏輝「今んとこ俺が助ける場面ゼロです笑」


玲於「よかったじゃん」


A「美羽さんは？どんな感じ？」


玲於「んー、まぁまぁ、俺らには別になんもしてこねーし」


A「そっか、ならよかった」



亜嵐「もしかして今日リハ来る？」


少し遠くの亜嵐くんが口にラーメンを詰めながら聞いてくる


A「うん、そのつもり」


龍友「焼肉や！」


A「行きたい！」


隼「せっかくならなっちゃんと夏輝くんも行こうよ」


美羽さんは行くの？そんなことは聞けなかった


美羽「私も行きたい！夏喜、いい？」


夏喜「いや、俺に聞かないで」


涼太「…いいんじゃない？多い方が楽しいし」


美羽「やった！」



夏輝「A、顔」


玲於「っふ、やべぇ笑」


亜嵐「俺らもう帰るよ」


美羽「え〜もう？」


龍友「はよせえ」


美羽「はーい」


玲於「またな」


A「うん、また後で」




みんなのことを見送ったタイミングでラーメンが来てなっちゃんが私たちの方へズレてきた


夏喜「ごめん、」


A「大丈夫大丈夫」


夏喜「完全に気持ち無くなってたわ」


私は今でもこのなっちゃんの言葉が信じられない


だってまだなっちゃんが美羽さんを見る目は恋してる目だから


夏輝「まぁ、よくわかんないけど冷めないうちに食べて帰ろう」


A「うん、食べよう
いただきます」



「「いただきまーす」」

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