Rain

46 ページ46

夏喜side



颯太「Aちゃんほんまにわかりやすいし、素直やし笑」


夏喜「確かに笑」


颯太「堀夏くんも知ってるってことはもう既に…？」


夏喜「付き合ってないよ」


颯太「え？そうなんすか？」


夏喜「俺Aの事別に好きじゃない」


颯太「えー、そうなんや
じゃあ告白はされた感じですか？」


夏喜「うん3週間前ぐらい」


颯太「そっからあのテンションで話せるってバケモンですやん」


夏喜「いや、うん、Aがいつも通り接してくれたから」


颯太「堀夏さんはほんまに好きじゃないんですか？」


颯太の顔は心做しかニヤニヤしてる気がする


夏喜「はい、友達としては好きだけど」


颯太「1ヶ月後が楽しみです笑」


夏喜「どういうこと？」


颯太「頑張ってくださーい、ジュースありがとうございます」


そう言って颯太は楽屋へ入っていった


その後を着いていくけど颯太が言ったことの意味は分からないまま


夏喜「A、これ」


A「え！買ってきてくれたの！」


たらこバター売ってるお店少ないのに〜、って嬉しそうなAを見るとどうでも良くなった


A「なっちゃんありがと！」


夏喜「いいえ〜、たまたまあったから」


世界「あ、今日、この後BOTのリハになったから」


今日の予定が少し変わった


夏喜「A午後オフじゃん」


A「やることないしな〜、リハ見学してもいいのかな」


夏喜「いいんじゃない？来なよ」


A「久しぶりのジェネに会える」


夏喜「よかったじゃん」


A「うん！午後から？」


夏喜「うんあと2時間ぐらい」


雑誌の撮影は割と早く終わったからまだ11時


A「お昼行かなきゃ…」


夏喜「ラーメン行く？」


A「ほんと！ラーメンなら澤さんも誘おう！」


にっこにこで夏輝くんの元へ走っていった


2人が良かった、なんて言えないよ

47→←45

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す