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玲於くん達に言われた通り端っこで待っていた



でもそんなの意味無くて、ジェネ以外のメイクさんが私のすぐ近くでわざとおしゃべりを始めた



「堀さん狙われてるんでしょ?」


やだやだ、もっと遠くで話してよ


美羽「どうなんだろ、どうでもいいや笑」


「美羽さん以外のこと興味無いもんね〜笑」


美羽「私はなんも思ってないんだけどなぁ笑」


「罪な女〜笑」


美羽「でも、なっちゃんに彼女ができるのは嫌だなあ笑」


自分は彼氏作ってるくせに


美羽「せめて、スタイル良くて、綺麗な方じゃないと納得出来なーい」


私に聞こえるように一段と大きい声でそう言った


私は背もちっちゃくて、綺麗とは程遠い童顔で


なっちゃんの好きな人だから、と思って耐えてたけどやっぱり苦手。



それからも続く思わず耳を塞ぎたくなるような嫌味大会



その場から立ち去ろうと思っていたタイミングで撮影が終わった


その瞬間に嫌味大会は終わるんだもん






玲於「あんまりうちの子虐めないでね」


玲於くんたちがこっちに向かって歩いてきたと思ったら美羽さんたちに向けてそんな言葉


亜嵐「弱虫だからすぐ泣いちゃうよこの子」


龍友「嫌味ばっかりの綺麗なお姉さんより、優しくて可愛い女の子の方がモテるで〜」


「なんで、」


涼太「そんな大声でうちの子に嫌味言ってたら嫌でも聞こえるわ」


言葉こそ柔らかいけどみんな目は全く笑ってなかった


美羽さんたちはすぐに去っていった


A「ごめん、」


裕太「颯太も堀夏もあんな性格悪い奴のどこがええんやろ」


A「どれだけ性格悪くても好きなものは好きなんだよ、きっと」


龍友「焼肉行こかぁ〜」


A「行く!」


メンディー「龍友くんさ、
いつも自分が奢るみたいな雰囲気出してるけど奢んの俺だからね笑」


龍友「ごめん、聞こえへん」


メンディー「いつも払うの俺じゃん!」


龍友「え、今の聞こえた?」


A「全然聞こえへん…」


龍友「下手くそやわ関西弁笑」



この空間が私にはすんごく大切


唯一嫌なことを忘れられる時間だから

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みあ(プロフ) - ありがとうございます!早速読ませていただきましたやっぱり最高です(><) (2021年2月5日 3時) (レス) id: 9348e99317 (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ふみなさん» ありがとうございます!公開させていただきましたので是非ご覧ください!! (2021年2月5日 1時) (レス) id: 7a24b56e49 (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - みあさん» お待たせ致しました!全話公開させて頂きました! (2021年2月5日 1時) (レス) id: 7a24b56e49 (このIDを非表示/違反報告)
ふみな(プロフ) - とても真剣に読ませていただきました!続きが気になります!language of flowersも読みたいのですが、よろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2021年2月5日 0時) (レス) id: 82966b74ba (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - ほんとうにだいすきなお話です!!主さんのタイミングでいいのでまた読めたら嬉しいです!(*´`) (2020年12月21日 0時) (レス) id: 9348e99317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダダ | 作成日時:2020年7月12日 19時

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