仲良しな ページ24
階段を上って行って屋上に着くと、
屋上の扉にはいつも頑丈に巻かれている鎖が外れていた
『え、、いつも開いてないのに』
ならなんで来たんっていうツッコミは内緒ね←
__ギィィ
思わず耳を塞ぎたくなるくらい嫌な音を立てて開いた扉の向こう側には、背の高い男の子がいた
わ、この人背高いな〜、、
のんちゃんと一緒ぐらい?
ふと目線を下げ、上履きを見ると赤色、
つまり私と同じ 2年生
扉が開いた音に反応して、その男の子がこちらを向いた
わ、この子めっちゃかっこいいやん、、
てか、、、ん?泣いてる、?
さすがに来まずくなって後ろを向いて出ようとすると、
?「あ!!…あの、、」
『、はい?』
?「A、、ちゃん、ですよね、?」
『 あ、はいそうですけど、、』
?「あ、言うん忘れてました、
俺、望の親友の藤井流星 っていいます、、
望からよく、Aちゃんの話聞いてて、」
……え、のんちゃんが?
私の話を????
なんの話やろ、、
流「いや!あの、決して、悪い事ではないねんけど、、
てかむしろええ事やねんけど〜、」
『あ、そうなんですか、』
気になるところやけど、藤井くん言いにくそうやから聞かんとこう、、
流「そういえば、タメにせえへん?」
……え?え、いきなりどうしたん?
この子、マイペースすぎひん?
『はい、あ、うんええよ!』
流「よっしゃ!…Aちゃん、、って呼んでもいい?」
『うん、いいよ』
流「ありがとう」
聞きにくいけど、気になる事、、
『あの、藤井くん、、、
泣いてる?』
流「え?」
『いやっあの、間違えてたらごめん、、
泣いてるように見えたからさ、』
流「いや、間違えてはないねんけど、
てか、その藤井くんってのやめへん?
距離感じるわあ」
『じゃあなんて呼んだらいい?』
流「流星、、とか?」
『んーー、流星、、くん』
流「うん、よし」
しばらく沈黙が流れ、知り合ったばっかりやのに
気まずいと思ってたら、
流「望がさ、、Aちゃんの話してる
って、内容知りたい?」
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2017年10月28日 2時