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気持 ページ22

今日は久しぶりに同期たちと甘味処に遊びに来ていた

やっぱりここでも盛り上がるのは恋の話らしく、2人には彼氏がいるので必然と話の内容は、彼氏のダメなところや良いところの話になった。その話をポケーっとしながら聞いていると、急に話の中心が私に変わった。


「我妻さんがAと一緒にいる所をよく見かけるって皆言ってたけど最近どうなの?」

「え、そんな噂あるの!?」

「結構有名な話しよね〜」


女子たちの中では結構盛り上がっている話らしい。
どうやらその噂を知らなかったのは私だけだった。

「そ、その...2人に相談したいことがあって.......」

私がそう言うと、2人は「なになに?」とこちらを見てきた。





「私、善逸さんのこと、好きになっちゃったみたいなの」


「(善逸さん!?名前呼び!?)」

「(いつの間にか!?)」




2人が目線でそんなことを会話してるとは知らず、私はそう思ったきっかけを2人に話し始めた。



「でも、善逸さんがどう思ってるか分からなくて...」


「善逸さんはなんて言ってたの?」


「好きとは言われてないけど、気になる人はAだけだって」


うわぁぁぁ、これ改めて自分で言うとすごい恥ずかしい。
顔が真っ赤になった私は隠すために俯いた。


(何この2人、絶対両思いじゃない!)

(善逸さんも気の毒ね...)

「ほんと鈍感なんだから.......」

「え、なんか言った?」

「なんでもない!」


善逸さん、2時間くらいの任務だって言ってたなぁ。
私は悲しいなぁと、思いながら善逸さんのことを考えていた。同期たちがニヤニヤと笑いながら私の方を見ていた。


「A!アタックしないの??」

「なっ、できないよ!」

「それじゃあいつまでたってもこの関係なんだよ?」

「そうだよ!Aはこれから善逸さんとどうなりたいの?」


好きなだけで充分。今まではそう思っていたけど、
善逸さんに好かれたら毎日たのしいんだろうな、きっと毎日その女の子は幸せなんだろう。そう考えていると何だか胸がキリキリと痛くなってきた。

そこで私はやっと気がついた。







「私は、善逸さんの恋人になりたい...」







善逸さんの隣に、私じゃない誰かと一緒にいると思うと胸が痛くなった。きっとそういうことなんだろう。私はもうどうしようもないくらい善逸さんのことが好きになっていたらしい。

私が素直に「恋人になりたい」と伝えると同期の人達は嬉しそうに笑っていた。

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みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!嬉しいです!(´・ ・`)最後まで見て頂きありがとうございましたっ! (2020年1月26日 19時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - お疲れ様でした!素敵なお話をありがとうございます! (2020年1月25日 2時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - りつ@推しが尊い連盟さん» 本当ですかぁぁ!嬉しいなぁ!(*_ _) (2020年1月21日 20時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@推しが尊い連盟(プロフ) - 好きやぁ (2020年1月21日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!これからもずっと見守っててください!!(´+ω+`) (2020年1月21日 2時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美夕 | 作成日時:2020年1月15日 13時

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