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申し訳ないと思いつつも、改めてソクジン先生のお家にお邪魔させていただいた。
「 迷惑かけてすみません 」
JN『 気にしないで ! Aちゃんが路頭に迷うより全然マシ ! 』
「 私お金も着替えも持ってないです 、 どうしましょう 」
JN『 ... 今から着替えとか必要な物買いに行こっか 』
「 ... ごめんなさい 」
申し訳ない、本当に申し訳ない。
こんな独身男性の財布を軽くしてしまうなんて、先生が可哀想だ。
でも他に行く宛も無いし、すみません先生。
.
JN『 これで暫くは暮らせるかな ? 』
「 本当にごめんなさい 、 いつか必ず恩返しします 」
JN『 そんな重く受け止めなくて大丈夫だよ ! 』
もっと気軽に接して、と言ってくれるソクジン先生は神様かもしれない。
こんなに良くしてくれる人が他にいるだろうか、いやいないだろう。
.
ふとスマホを開くと、不在着信が20件くらい来てた。相手は全部ジミン。
絶対ジミン心配してるよね、着信出てあげれなくて申し訳ない。
すぐかけ直さなきゃ。
そう思って家の外に出て電話をかける、3コール目に声が聞こえた。
JM『 ヌナ !? 今どこにいるの ! 』
すごく大きな声に驚いてスマホを落としかけた。
「 ジミナ ? えっと 訳あって学校の先生の家に泊めてもらってる 」
JM『 その先生は男 ... ? 』
「 え 、 うん 」
JM『 はあ !? 馬鹿なの !? 』
弟に馬鹿と怒鳴られるなんて初めてでたじたじになる。
JM『 どこそれ 今すぐ教えて 』
「 あ 、 うん 」
ジミンの凄まじい迫力に気圧されて、すぐに場所を伝える。
JM『 今から行く 』
そう言って一方的に通話を切られた。
嵐のような通話だった、それより今から行くってどういうこと?ソクジン先生の家にジミンが来るってこと?
取り敢えず、事の次第を先生に話さなきゃ。
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ソム(プロフ) - けろるさん» 続編連載し始めたので良ければ見に来てくださいo( ^_^ )o (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ソム(プロフ) - (名前)ゆゆゆゆゆさん» 続編連載し始めたので良ければ見に来てくださいo( ^_^ )o (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
けろる - 本当ですか!楽しみです〜(^-^) (2019年2月26日 19時) (レス) id: 2eca060cc5 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆゆゆゆゆ(プロフ) - 続編楽しみにしてます!! (2019年2月26日 17時) (レス) id: 845ba164c0 (このIDを非表示/違反報告)
ソム(プロフ) - Konamiさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけて何よりです! (2019年2月26日 14時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソム | 作成日時:2019年2月23日 18時