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ミン家の方々を送り出し、両親の方へ振り返ると平手打ちが飛んできた。

頬に張り裂けるような痛みが走る。



JM『 父さん ッ !! 』



慌ててジミンが私に駆け寄る。



「 ジミナ 大丈夫だよ 」


父『 一体 どういうつもりだ 』



拳はわなわなと震え、もう1発飛んできそうな勢いだ。



「 申し訳ありません お父様お母様 。 私はもう疲れました 、 いつまでも貴方達の駒でいる気はありません 」


父『 恩を仇で返す気か !? 』


「 そうなってしまいますね 、 ここまで育てていただき感謝しております 」


母『 貴方なんて育てるんじゃなかった 』


母『 勘当です 、 もう貴方は二度とパクを名乗らないで 』


JM『 母さん 何で ! ヌナは悪い事してないだろ ! 』



母『 ジミナ 、 よくお聞き 。 』

母『 あれは貴方のヌナではない 、 赤の他人なのよ 』


JM『 どういう事だよ 、 ヌナはヌナだろ ? 』



母『 あれは養子で 、 私達の本当の子供じゃない 』

父『 子供が出来なくて困ってたから養子を取ったんだ 、 だが数年後お前が産まれた 』

母『 パク家の人間は貴方だけなのよ 』


JM『 ヌナが養子 ... ? 』



こんな時に知らされる驚くべき真実。


でも何だか納得がいった。

私が両親に愛されなかったのも、ジミンとの対応が違ったのも、あの人達の子じゃなかったから。



母『 そうよ 、 本来 あれとジミンは交わる事は無かったの 』

母『 だからあの女のことは忘れなさい 』


父『 早く出ていけ 、 お前がいると空気が悪くなる 』

母『 二度とパク家に近寄らないで頂戴 』



元 両親の冷たい視線を浴びながら家から出る。



後ろでジミンが 行かないで と言っているのが聞こえたけれど、私がここに留まるのは許されない。


こうなる事も分かってた。


ごめんねジミン。私は貴方のヌナじゃないらしい。嫌いになっちゃったかな。

もし嫌われても私にとってジミンはたった1人の大切な弟だからね。

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ソム(プロフ) - けろるさん» 続編連載し始めたので良ければ見に来てくださいo( ^_^ )o (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ソム(プロフ) - (名前)ゆゆゆゆゆさん» 続編連載し始めたので良ければ見に来てくださいo( ^_^ )o (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
けろる - 本当ですか!楽しみです〜(^-^) (2019年2月26日 19時) (レス) id: 2eca060cc5 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆゆゆゆゆ(プロフ) - 続編楽しみにしてます!! (2019年2月26日 17時) (レス) id: 845ba164c0 (このIDを非表示/違反報告)
ソム(プロフ) - Konamiさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけて何よりです! (2019年2月26日 14時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソム | 作成日時:2019年2月23日 18時

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