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頭を悩ませているとシャッとカーテンが開いた。



JN『 あ 、 起きた ? 大丈夫 ? 』


「 あ 、 大丈夫です 」



カーテンの隙間から表れたのは保健室のキムソクジン先生。



JN『 痛むところは無い ? 』


「 ありません 」


JN『 そりゃ良かった ! 』


「 あの 、 私 どうしてここにいるんでしょうか ? 」


JN『 顔にサーブがぶつかって倒れたって聞いたよ 』



あ、あの時か。あれは意識の最後に見た景色だったのか。納得。



JN『 それにしても意外だったなあ 〜 』


「 何がですか ? 」



ソクジン先生は口元に手を当ててニヤニヤしたいる。それはそれは愉しそうに。



JN『 ここに君を運んできたの誰だと思う ? 』


「 ... 体育の教師じゃないんですか ? 」



ソクジン先生の反応からするに多分別の人。誰なんだろう、後でお礼言いに行かなきゃ。



JN『 ユンギだよ 』


「 え 、 ? 」


JN『 あんな慌てたユンギ初めて見たよ 』



相変わらず愉しそうなソクジン先生。

いや待って、どういう事?ユンギさんが私を保健室まで運んでくれたの?


どうして?


だってユンギさんは私のことが嫌いなのに。触れるはずなんてないのに。



JN『 案外 愛されてるんだね 』


「 私が 、 ですか ? 」



全く状況が掴めないけれど、ユンギさんが私を運んでくれたのは間違いなさそう。

理由はどうであれ、お礼は言わなければならない。きちんとありがとうと伝えよう。


それでもユンギさんが運んでくれたというのが、不謹慎だけど少し、いやかなり嬉しい。

そんな優しい対応されたら嫌でも勘違いしてしまう。


もしかしたらユンギさんも私の事を少なからず大切に思ってくれてるんじゃないのかって。

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ソム(プロフ) - けろるさん» 続編連載し始めたので良ければ見に来てくださいo( ^_^ )o (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ソム(プロフ) - (名前)ゆゆゆゆゆさん» 続編連載し始めたので良ければ見に来てくださいo( ^_^ )o (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)
けろる - 本当ですか!楽しみです〜(^-^) (2019年2月26日 19時) (レス) id: 2eca060cc5 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆゆゆゆゆ(プロフ) - 続編楽しみにしてます!! (2019年2月26日 17時) (レス) id: 845ba164c0 (このIDを非表示/違反報告)
ソム(プロフ) - Konamiさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけて何よりです! (2019年2月26日 14時) (レス) id: 5d16995fc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソム | 作成日時:2019年2月23日 18時

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