killer (ページ29)

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JK『ヌナ、先にお風呂入って来たら？』

「え、先に入るのは悪いよ」

私は泊めてもらってる身だから最後でいい

JK『誰も気にしないよ

ね？ジニヒョン！』

JN『勿論！Aちゃん遠慮せず入っておいで？』

「じゃあお先失礼します...」

何だか悪い気がするけれど
進められて断るのはもっと気が引けた

場所が分からないのでぐぅちゃんに案内してもらう

JK『此処がお風呂！』

「えっ、結構広いね？」

JK『そうかな？』

「かなり広いよ」

想像以上に広かった

大浴場みたいな感じ

JK『あっそういえば、シャンプーとか持ってきました？』

「あっ」

忘れてた

あー持ってくればよかったなあ

JK『やっぱり忘れたんですね』

「やっぱりって何〜！」

ぐぅちゃんが笑う

つられて私も笑っちゃう

JK『嫌じゃなかったらこれ僕のなので使ってください』

「えっいいの？」

JK『勿論です！ていうか僕の以外使わないでください』

「えっなんで？」

JK『なんでも』

「なんでよ〜」

ぐぅちゃんに聞いてみたけど一向に答えてくれなかった

説明を受けたからぐぅちゃんに出てってもらってお風呂に入ることにする

頭も身体も洗い終わって

広い浴槽に肩まで身を沈める

広くて何だか寂しいから
近くにあったアヒルさんをいっぱい並べる

「待ってアヒルさんが泳いでる可愛い」

私が動く波に合わせてアヒルも動く

えー可愛い！

ってはしゃいでたら

急に浴室の扉が開いた

「え？」

『え？』

「ええええええええ！？！？！？！？」

『ええええええええ！？！？！？！？』

「何でテヒョンが！？」

TH『何でAが！？』

腰にタオルを巻いた状態のテヒョンがいきなり浴室に入ってきた

驚きを隠せない

かくいう私も浴室に浸かってはいるが
身体にタオル一枚の状況

ドタドタドタと慌ただしい音が近付いてくる

JK『ヌナどうしまし！...た...か......は？？』

「ぐぅちゃん...」

ぐぅちゃんがテヒョンの方を鬼の形相で見る

TH『じょ、ジョングギ...落ち着いて？』

JK『ヒョォォォォォォォンンンン！！！！』

TH『待って！だめ！暴力反対！』

そのままぐぅちゃんが浴室の外までテヒョンを連れて行ってしまった

テヒョンの悲鳴が聞こえたけど聞かなかったことにしよう、うん