検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:5,366 hit

第五話〜追跡〜 ページ6

.

篠崎悠弥が通う学校の前に着物を着た青年が立っていた


「悠くん♪帰ろう」

「また待ってたのか……」

「愛しい俺の悠くんが誰かに眼を付けられちゃ駄目だからね」


さっきとは打って変わり、猫なで声になっている

それもその筈、悠弥と杏は恋仲なのだ

「今日の夕御飯どうする?」

「うーん……悠くんが好きなもので良いよ」

「それじゃ困るんだけど……」

「困った顔も可愛い♪」


すると杏は声色を変え低く言った

「金獅子の奴らに追われてる。逃げるよ」

後ろには、楸と遥妃が二人を監視している

「まだバレてない。今なら走って戻れる」

「アイツ等は強い。何かあったら悠くんだけでも逃がすから」

「でも……俺も闘うから!」

「ぐふっ(吐血)」

「杏?!」

「大丈夫…じゃあ行くよ。走れッッ!」

二人は助走を付け走り出した

後ろにはそれに気付いた楸と遥妃が追いかけている

杏が早く走り過ぎたのか、悠弥が転んでしまった

「クソっ……!」

杏は悠弥を姫抱き…所謂お姫様抱っこをしたのだ

そのまま走り出し、路地裏を抜け上手く金獅子を巻く


路地裏を抜けると、そこは銀狼のアジトだった

「お帰りなさインコ!」

「お帰りなさーーい!」

変な言葉を口にし、帽子から大量のインコを出す椛

それとは打って変わり壁から顔を出す彩芽


「椛!お前インコだすな!自然に返してこい!彩芽はそのままで大丈夫だ」

怒鳴る杏


「あ、あの……杏……その、…降ろして?」

「………」

「いや、なんでそこで黙っちゃうの?!」

「可愛いなと…」

その後、悠弥は何とかして降ろされ

椛は説教を受けていたのだった

第六話〜真相とは〜→←第四話〜捜査〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:昼の金獅子、夜の銀狼 , 小説 , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

暗黒ショタコンとーしゃん*(プロフ) - 作り直したので見てきてください! (2018年8月16日 13時) (レス) id: 2dfd0d6f1d (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - 私で良ければ手伝いますよー……パスは最悪変えれば問題ないです(笑) (2018年8月15日 22時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の幻想者 - お手伝いさせてほしいです…! (2018年8月14日 22時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
暗黒ショタコンとーしゃん*(プロフ) - 協力者様がいっぱい!!!嬉しいです!あっ、今パスワード忘れたんで思い出してます← (2018年8月14日 21時) (レス) id: 2dfd0d6f1d (このIDを非表示/違反報告)
トワイライト(プロフ) - 私も良ければお手伝い致しますよ〜^ ^…宿題、うん。頑張りますよ。 (2018年8月14日 21時) (レス) id: 8e3d40cfd2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とーしゃん* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。