26話 止まらぬ闇 ページ27
ーアヤメsideー
探偵社の活動の帰り、街灯が明るく照らす道を歩いていた。確かに明るくはあるけど人通りが少なく、何か私を不安にさせる。そして、今日も...
「姫!」
黒い服の男の人に絡まれる。少し前から私を姫と呼び、しつこくついてくる。
「姫野...なんですけど...」
訂正を入れる声も引き気味になってしまった。どうしていいか分からなくて困っていると...
突然意識が遠のいて...なんでだろう。そのまま、瞳を閉じてしまった。
ーNo sideー
「それで、アレの在り処は掴めたの?」
「はい、大体は分かりました」
「いいわ。すぐに持ってきなさい」
「はっ」
姫野アヤメの肉体で何かが怪しげに話す。黒服の男は疑いもせずに、犬のように命令に従っている。
「酒呑童子様」
「なんだ、洞潔」
「この方が本当に我らが探す姫なのでしょうか」
「何を言っているんだ」
最早その男に、周りの声は聞こえない。
それが、とんでもない過ちであることにも気づかず、目の前の何かに踊らされていた。
「姫の覚醒は近いぞ」
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Milkcat(プロフ) - 珠華姫さん» ありがとうございます!楽しんでもらえるような小説が書けるように頑張ります! (2019年8月7日 22時) (レス) id: f6a5fa765e (このIDを非表示/違反報告)
珠華姫(プロフ) - すっごくおもしろいです!更新頑張ってください!無理はしないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: 8b16303676 (このIDを非表示/違反報告)
Milkcat(プロフ) - kotorin♪さん» 感想ありがとうございます!更新遅くなってしまってますが、出来る限り更新するので読んでいただけると嬉しいです! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 444fb6a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 凄く面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2019年7月28日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milkcat | 作成日時:2019年7月19日 10時