私を頂上へ連れてって【日プ無印】 (ページ9)

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ポジションバトルページ9

撮影が終わったあと、少し休みがあってまた集められた私たち。今回はポジションバトルをするみたい。

この休みの期間中、3キロのダイエットに成功した。そしたら気づかれた。

川尻「……痩せた？」
「え！分かりますか？」
川尻「体重管理は大事やけど、無理なダイエットはせんでね」
「ふふ、大丈夫です。運動だけで痩せたので」
川尻「うん、良し」

無理な食事制限はしてないと伝えると、満足そうに笑ってくれた蓮くん。

豆原「Aちゃん、細くなってる」
「痩せました！」
豆原「えー…Aちゃんが減っちゃったってこと？」
「どういうこと？」

豆ちゃんはよく分からないことを言ってるけど、可愛いと言ってもらえて私は満足。

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ナイナイさんが説明をしてくれる。蓮くんから曲を選び、私にも順番が回ってきた。

「……迷う」

ボーカルに行ってみるのもありだけど、でもやっぱり希望ポジションをしたい。ダンスで魅せたい。そんな気持ちが大きくて、ダンスの曲を選んだ。

私が手に取ったのは、SEVENTEENさんの「HIGHLIGHT」。

「……ふふ」

向こう側に行ったら、蓮くん、優心くん、翔也くんがHIGHLIGHTに居て思わず笑ってしまった。

「私が選んだのは、……HIGHLIGHTです！」
川尻「うわー！おいで！」
宮島「やったー！」
木全「一緒？嬉しいな」

この3人がいるのは嬉しいけど、敵になってしまったらどうしようと不安が募る。

それからどんどん人が集まり、HIGHLIGHTは定員に達してしまった。

曲を最初に選んだ人がチームを決められると言う。1位の蓮くんがチームを決められる。

他のメンバーが呼ばれていく。私は呼ばれない。

川尻「最後の7人目は、…A。おいで！」
「…え！嘘！」
川尻「嘘じゃないよ」
「…嬉しいです。ふふ、ありがとうございます」

7人目に呼ばれて、自分でもよく分からないくらい嬉しかった。蓮くんや優心くん以外話したことのないメンバーばかりだったけど、これから仲良くなろうと心に決めた。

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全員で移動して、リーダーとセンターを決める。

リーダーは満場一致で蓮くんに。

川尻「お兄さんなんで」
「よろしくお願いします」

そして、センターを決めることに。全員でキメ顔をしながら「highlight〜♪」と言って決めることになった。

これも蓮くんに決まった。