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グラマスチームがレコーディングをしている時に、その人の姿が見えた。
「…！來良くん！」
川西「來良来た」
來良「A！」
「え、來良くんグラマスですか？」
來良「そう、ここになった」
また來良くんとパフォーマンスが出来ることが、すごく嬉しかった。
井上「俺らめっちゃ泣いたやん」
河野「ほんまやで」
井上「どうしてくれんねん、あの涙」
來良「いや俺もちょっと恥ずい」
「……そうじゃん。私もめちゃくちゃ泣いたんですけど」
順位発表式であんなに泣いたのに、デビュー評価を一緒にするのはちょっとだけ恥ずかしい。
「…來良くんが来てくれてよかった」
來良「え、嬉しい」
少し話したあと、YOUNGの方には優心くんが行っていると知り、そっちにも向かう。
「…失礼します、……優心くん！」
宮島「Aーー！久しぶり」
「一緒にまた出来るの嬉しいです。曲は違うけど、頑張りましょう」
宮島「だねぇ、…ふふ、嬉しい」
この間の私は、こうなるなんて思っていなかった。また一緒に活動できるなんて想像もしていなかった。
切り替えて新生グラマスチームで頑張ろうと強く思ったし、デビューも絶対しようと思った。
「〜♪」
上原「あ、A。そこの発音もうちょっと…」
「〜♪…って感じですか？」
上原「うわめっちゃいい感じ！やっぱ上手いね」
「ありがとうございます」
潤くんからもラップをたくさん教えてもらって、練習を重ねていく。初めてのラップだから分からないこともあるけどなんとか助けてもらっている。
センターも拓実くんに決まり、あとはもう本番に向けて頑張るだけ。
.
初日から、朝早くから夜遅くまで練習を重ねていた。本番まであと1週間。これからだったのに。
「……最悪だ、」
朝起きたら熱があった。なんとなく昨日から調子悪いとは思っていたけど、ファイナル前なのに体調を崩してしまう自分が嫌になった。
でも練習はしないといけないから、マスクをして練習室に向かうことにした。
川尻「…A？どうしたと？」
「蓮くん…」
練習室に向かう途中、蓮くんとすれ違った。
川尻「すごい熱やけど、練習すると？」
「しないと、デビュー出来ない…」
川尻「もうチームの皆には言ったと？」
「…まだです。休みたくないから言ってなくて」
川尻「言わんとダメよ、本当は休んでほしいけん嫌なんやろ？」
「練習したいです」
川尻「絶対無理せんことね。約束」
「…はい」
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想来(プロフ) - 欅坂時代からのオタク兼JAMの私からしたら最高すぎるお話です、、！ (12月26日 13時) (
レス) @page7 id: 5b3cd15d7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2023年12月25日 0時
