"素"のハウス！！

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「………あつい」

もう6月。
ジメジメして、雨続きで、嫌なことばかり。

「ひーくんーー、雨どうにかならないの？」
岩「ならねえよ笑」

照くん、と呼んでいたけれど、仲が深まり
ひーくんと呼ぶことにした。

「てか6月なのに暑くね？」
ラ「ほんとだよ、暑すぎる」

「あべちゃーん、天気予報してー」
阿「…亮平て呼ぶまでしません」
「何なの亮平ーーー、教えてよう」
阿「…はあ、ずる。…ま、ご存知の通り今週ずっと雨ね」
「は！ダル！！！」
阿「しょうがないでしょ。梅雨なんだから」

梅雨だとしても、毎日雨はダルすぎる。
…それに、何故か亮平と呼ばせてくる。
わたしが呼んだってなにもいいことなんてないのに。笑

目「あー、エアコンつけていい？」
深「扇風機な」
「皆って倹約家よな」
阿「…まあまだ6月だからね」
「熱中症が心配だよ」
深「水飲め水」

ふっか適当すぎる。

「あ、…お庭に紫陽花咲いてる」
阿「綺麗だよね。白いのもあるし珍しいよね」
ラ「白いのもあるんだ！」
「綺麗……」
阿「ふはっ、目がキラキラしてる」
「だってだって、めっちゃ綺麗じゃん！」
阿「俺はAも綺麗だと思うけど」
「んなっ、亮平くん…、よくない…」
ラ「未成年もいるんですけどー」
「あははっ、ごめんラウちゃん」

亮平くんは、よくこういう今みたいな冗談を言ってくることがよくある。

正直心臓にかなり悪いのでやめて頂きたい。笑



















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「…梅雨、早く終わらないかなあ…」
阿「そのうち終わるよ」
「そうなの！？」
阿「え、ごめんそうでもないよ。今年は長引くね」
「…………………はぁ」








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皆さんこんにちは、作者のてんです…！
合計10000万hit越え、21位ありがとうございます…！！
感謝してもしきれないくらい嬉しいです😭

これからも「"素"のハウス！！」をよろしくお願いいたします。

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