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暫くしてドアが開いた。
そこに居たのはしょっぴーじゃなくて亮平くんだった。
「…あれ、亮平くん…？」
阿「え、起きてたの？」
「ん、ごめ、」
阿「ああ違う違う。笑 怒ってないから」
「…ほんと…？…ん、しょっぴーは…？」
阿「眠そうだったから代わったの。」
なんともしょっぴーらしい理由。笑
「んはは、…ん、ぅ、」
阿「あー、辛いね。寝よ寝よ」
「はぁ、い……」
亮平くんの声と、規則正しく叩いてくれる暖かい手のおかげですぐに眠れた。
「………ん、んぅ、」
阿「あれ、起きた？Aちゃん、ダテがお粥つくってくれたんだけど、食べる？」
「んふ、食べる、」
あー、と口を開けて入れてもらう。
「ん、おいしぃ、」
阿「本当？ふふ、ダテに伝えなきゃね」
「うん、伝える」
寝たとは言え、やっぱりまだ身体は辛いもので。
無意識に息が上がってくる。
「っ、ふぅ、」
阿「え、大丈夫？Aちゃん、落ち着いて」
「ん、大丈夫…っ、」
阿「こっち見て。吸って、吐いて。吐いて。吸って、吐いて」
「ふぅっ、はぁっ、はぁっ、ん、」
阿「落ち着いて。大丈夫だから。俺がいるよ。ね？」
と言われて背中を摩られている。
とっても、落ち着く。
「…ありがと、んふ、落ち着いた…」
阿「よかった」
と言われて頭をぽんぽんされた。
阿「寝よっか？」
「ん、やだ、寝ない…」
阿「だーめ。寝るまでここにいるから。ね？」
と言われたので安心して眠る。
「…ん、ぅ、………」
阿「……ゆっくり寝るんだよ」
.
目「阿部くーん…、Aどんな感じ…？」
阿「今は落ち着いて寝てる。あ、そうだ目黒。これ下に持って行って欲しいな」
目「…、俺、Aのそばに居たい、です……」
阿「お…？それって…」
目「え？俺今…なんて……」
阿「ふふ、わかったよ。じゃ、目黒ごゆっくり笑」
私が寝ている間に、そんな会話が行われているなんて思いもしなかった。
.
「ん、ぇ、蓮くん…？」
目「あー、ごめん、阿部くん食器洗うって」
「…ぁ、そっか…。ねえ蓮くん、下に降りてもいいかな…？」
目「え？」
「舘様にお粥美味しかったって、伝えたくて…」
目「そっか、一緒に降りる？」
「うんっ」
「舘様！お粥、美味しかったです」
宮「姫にそう言って貰えるなんて光栄だね」
「ふふ、舘様の料理しか食べられなくなっちゃいました」
宮「…ふふ」
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ｍ - めちゃくちゃ面白いです‼ 早く続きが見たいです。 楽しみにしています！ (2022年9月7日 19時) (
レス) @page23 id: b1e101b2fd (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - めっちゃおもろいわ。素のハウス…雪男ばかりに囲まれながら生活して見たいわ。続き待ってます。 (2022年8月21日 2時) (レス) @page15 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2022年8月12日 13時
