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阿「広いでしょ？ここ」
「とっても…！…あの、ここって何人住まわれてるんですか？」
阿「俺もいれて9人！だからAちゃんが10人目！」
「9人も…！」
仲良くなれるかな。いい人だといいけど。
阿「…ふふ、不安？」
「え？はい、不安…ですね」
阿「大丈夫だよ。ここの人たち、みんないい人だから」
「…そうですよね、ありがとうございます」
阿部さんが言うんだから間違いない。
だって阿部さんもいいひとだもん。
阿「…あ、そうだ。阿部さんって呼ぶのやめて？」
「え？じゃあなんて呼べばいいですか？」
阿「んー、阿部ちゃんとか？亮平くんが嬉しいけど笑」
「じゃあ、亮平くんって呼びます…！」
阿「ほんと？嬉しいな」
阿部さん…基 亮平くんは、かなりあざといのかもしれない。
さっきから首をこてん、と傾げたりと仕草が乙女だ。
…あざといは悪口かな、あざと可愛いにしておこう。
と、その時。
玄関のドアが開く音がした。
？「ただいまーー！」
？「たっだいま〜」
阿「あ、帰ってきたよ。おかえり！」
？「…あ！今日からここに住む人！？」
？「この子が話のねえ…」
阿「ほら、2人とも自己紹介」
？「あ、ラウールです！今年16になります！」
「え、15歳…？？高校生…？？？」
22歳、大混乱。
？「ふはっ、めっちゃ困惑してる。深澤辰哉です。今年27になります！よろしくね」
「し、白雪Aです。22歳です、よろしくお願いします」
阿「目黒と同い年だって」
ラ「え！そうなの！？ねえAちゃん、タメにしようよ！」
「わ、わかった…！」
阿「え〜、ラウールずる〜い！ねえAちゃん、俺は？」
「ぅ、た、タメで…！」
深「んは！俺もタメね！てか辰哉くんて呼んでよ」
「え？？」
ラ「ああ！ふっかさんでいいよ！」
「ふ、ふっかさん！あ、深澤だからふっかさん！かわいいですね」
「ラウールくんのことはなんて呼べばいいのかな？」
ラ「ラウールとか、ラウくんとか！」
「じゃあラウちゃんで！」
ラ「え！？なんで！！？？」
よかった、少なくともこの3人とは仲良くなれそう。
ひとまず安心だ。
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ｍ - めちゃくちゃ面白いです‼ 早く続きが見たいです。 楽しみにしています！ (2022年9月7日 19時) (
レス) @page23 id: b1e101b2fd (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - めっちゃおもろいわ。素のハウス…雪男ばかりに囲まれながら生活して見たいわ。続き待ってます。 (2022年8月21日 2時) (レス) @page15 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2022年8月12日 13時
