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1回戦の後も順調に勝ち進み、遂にやってきた決勝戦。
私たちは、優勝経験もある強豪校と戦うことになった。
でも私たちは今まで頑張ってきた。ここで負けるわけにはいかない。
そう思っていたのだが、さすが強豪校とも言うべきか。
どんどん点を取られていって、第1セットは向こうが取ってしまった。
それが私たちの心に火をつけたようで、次の第2セットは私たちがリードしている。
「菜緒！」
小「いくよっ！」
菜緒のスパイクが決まる。
「さすがっ！」
小「やったね〜」
その後も順調に点を重ねていって、第2セットは私たちが取った。
その後の第3セットも私たちが取り、迎えた第4セット。
相手の猛攻に耐えきれず、どんどん点差が開いていってしまう。
「……っ、やっぱり強いっ……！」
「……菜緒、陽菜も。……保乃ちゃんも晶保ちゃんも……。私たちなら勝てるからねっ…！！行こう！」
小「うんっ！」
河「優勝しようね！」
田「Aちゃんっ…！頑張ろうっ！」
大「皆で勝とう！」
「「おーーっ！！」」
第4セットは取られてしまった。
しかし、あと1セット残ってる。第5セットは15点制となっている。
どちらかが先に8点取ればコートチェンジ、どちらかが先に15点を取ればそのチームの勝ち。
「……菜緒。絶対優勝しようね」
小「……うんっ！」
私達も、相手も点を取っていく。必死で、死に物狂いでサーブやスパイクを決めていく。
「……いけっ！」
私が決めたクイックで、コートチェンジが行われることになった。
私たちが先に8点を取ったのだ。
私たちが14点、相手が12点のところまで来た。
ここで決めて……勝つ！
私は意を決してサーブを打った。
そのサーブは綺麗に弧を描いて、ゆっくりと相手コートの地に着いた。
「……勝っ、た……？」
小「A！勝ったよ！私たち、勝った！！」
私たち、勝ったんだ……。
そっか、勝てたんだ、よかった。
気づけば涙が溢れ出てきていた。
「っ菜緒」
小「なに？」
「私がここまで来れたのは菜緒が居たからだよ。」
小「どうしたの？急に」
「……私ね、菜緒が好き」
小「……え？」
「菜緒、好き。付き合って。」
小「……うん、私も好き！」
「っえ」
小「もう絶対絶対離さないんだから」
私たちの試合と部活は終わったけれど、
菜緒との物語はまだ始まったばかり____。
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千星(プロフ) - とても大好きな作品でした！ (2022年12月13日 12時) (
レス) id: cdfbe05b8e (このIDを非表示/違反報告)
mitoma - 小坂さんと同じバレー部でずっと小坂さんのことを好きだった夢主がこの試合かったら告白すると親友の美穂渡邉言って付き合うのがみたいです！ (2022年12月8日 17時) (レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
*豆柴* - 京子さんが中学校の先生で、思春期の夢主が先生を好きになるけど親にばれて目の前から消えてしまった先生を必死に探してみたいな話がみたいです。 何度もリクエストすみません。 (2022年12月4日 20時) (レス) id: 1e8815c1ca (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 家入レオの*未完成*という曲でかいてほしいです！小坂と夢主 (僕目線でお願いします。) (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
*豆柴* - 中山優馬の『交差点』という曲で小説かいてほしいです。河田陽菜さんでお願いします！夢主は僕視点(曲の中の)でお願いします。 (2022年11月20日 17時) (レス) @page35 id: 1e8815c1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2022年6月15日 21時
