7人の兄が過保護過ぎる

過保護9 ページ9

黄side



黄「よし、A行くで。」


1回家に帰ってから、Aに財布を持たせる。


制服デートやから着替えさせはしない。


何？可愛過ぎん？


制服姿で髪の毛サラサラ〜ってしてるA可愛過ぎん？


「淳太くん、行こ？どこ見てんの？」


Aを見てたんやでとか言ったら引かれそうやな。


黄「どこも見てへん、行こか。」


玄関で煩い望を無視して、Aを乗せた車を走らせる。


楽しそうに足をプラプラさせる我が妹が可愛過ぎてニヤけそう。


あかん、これ捕まらん？大丈夫？

Aが行きたがってたデパートに車を停めると、明らかにテンションが上がる。


「おおお！淳太くん淳太くん早く行こ！！もう大好き！！」


お、おお待て待て、録音の準備出来てへんかったんやけど。


単純やな〜と思いながらもそんな単純なAが可愛らしいとも思う。


黄「走らんくても商品は逃げへんって、ゆっくり行こ。」


そう言ってAの手を握る。


うわーちっちぇー、かわいー、やわらけぇー。


「わ、このピアス淳太くん似合いそう！！」


はい、買い〜〜即買い〜〜！

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