7人の兄が過保護過ぎる

過保護34 ページ34

赤side




緑「やからな？俺はAにあんま動いて欲し無いから大ちゃんに蜂蜜取って来いって言うたんや。せやのにAを連れてくから、学校帰りのAが無駄に動いたやろ？」


赤「でっ、でも…」


緑「でも手繋ぎたかったからは大ちゃんの我儘でしかないやん？」


なんで言うこと分かったんや！！この子テレパシーでも使えるんか！！


緑「テレパシーなんか使えへんわ。まぁええ、取り敢えずパンケーキ冷めるから座って。」



絶対テレパシー使ってるてこれ…



智に椅子に座らされパンケーキをもぐもぐ。


Aとは1番遠い席にさせられた。くそう。


黄「A、苺食べるか？冷蔵庫に入っててんけど。」


「え、ええの！？食べる！！」


あ、見て、苺頬張ってるAバリ可愛い。


緑「大ちゃん、蜂蜜垂れてる。」


赤「…え！？ほんまや！！！」


やっべぇ服ベタベタやん！！


急いでパンケーキを食べてドタバタとお風呂場へ。


もーー！パンケーキ食べてるA見てたかったんにぃ！蜂蜜め！！


ん？なんやろ、洗面器のとこにメモが…



《中間Aは中間家の子じゃない》


綺麗な字で書かれた文字に目を見開く。



は、なんやこれ、誰が何のために、なんで…








なんで









なんで知ってんねん。

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