7人の兄が過保護過ぎる

過保護2 ページ2

Aside



今日から晴れて私は華の女子高生！！！！

ちょっとスカートを短くして、髪の毛もオシャレにして…完璧！！


高校では彼氏出来るといいなぁ、中学校では過保護な兄達のせいで全く青春出来なかったし。


階段をルンルンに降りてリビングに着くと、お兄ちゃん達が私を見て固まった。


黄「ま、待て待て待て、Aそれで行く気か！？ダメや、もうちょっとスカート長くしなさい！」

緑「A、ほらこれタイツ、あるから履きや。」


桃「登下校は必ず俺と一緒やで、あと髪の毛の飾りも取って。変な男に見られる。」


そう、過保護な兄達とはこいつらのこと。


まだあと4人居るけど、朝から過保護が過ぎんねん！！！


変な男とは！？


そんなん一緒に登下校するんやったらのんちゃんが守ってくれればええやん！


「もう…わかった。」


溜息を付いてから智くんからタイツを受け取って、髪飾りを外す。


もう最悪や、高校も楽しめへん！！

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