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橙side
「淳太くん……」
小さくうずくまっている淳太くん
その周りには散らかった物
割れたガラス
俺が出ていった時とは比べ物にならないくらい
部屋が荒れていた
「照史、お前は何で俺やなかったん」
顔は上げてなかった
けど、声が震えていた
「この4年間、お前はどんな思いで過ごしてたん」
ぎゅっと体を握りしめたまま
自虐的な笑みを浮かべて俺を見た
「淳太くんといた日は楽しかった
嫌って思いは別になかった。
けど、どうしても濱ちゃんが忘れられへんかった」
「だめやなぁ、お願いもう出てってくれ」
「でも、ちゃんと話し……」
「もう、お前を縛ったりなんてせんから。
別れよ、一緒にいてもお互いつらいだけや」
淡々とした言葉
これで4年分の想いも
でも、これでええの？
「淳太、こっち向け！」
濱ちゃんが、淳太くんの前に膝をついて向き合った
「歯、食いしばれよばか」
思いっきり振り上げた腕は
スピードを上げて淳太くんの額へ
「濱ちゃん！！」
「これでおあいこな。」
そっと触れられた拳は殴ることはなかった
「ははっ」
「お前が一人になる必要なんてないやろ。」
「ええの？俺がまた照史を取るかも」
「やってみろ。笑
俺が全力で阻止したるから」
昔みたいに笑った
でもそれは、昔とは少し違う形で
でも、昔よりも眩しくて
愛している人が隣にいるだけで
別世界のように見えた
「崇裕、おはよ」
「おはよ、今日は早く帰ってくるから」
「うん、いっぱい料理作って待ってる」
「あ、淳太も呼ぼうや」
「電話しとくね、早く準備終わらせてや。」
「はいはい。笑」
「いってらっしゃい」
「おん、いってくるな」
そっと抱きしめたその背中は
毎日愛おしい
end.
長い間おまたせしました！
いやー、紫さん橙さん幸せ……笑
リクエストありがとうございました！
蘭芽さんにはたくさんリクエストを頂きました！
心の底から本当に感謝してます。。
最後の最後まで、設定を無視してました……
私も蘭芽さんの作品はよく拝見させて頂いてます。
大好きなので、これからも陰ながら
見させていただきます。笑
本当にありがとうございました！
リクエスト残り2つですが、移行します！！
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レイン(プロフ) - 蘭芽さん» 本当にありがとうございました！！ (2018年10月15日 7時) (
レス) id: 7d9ba37a47 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 蘭芽さん» そうなんですね、それでも今まで大好きでした！ホントです、お疲れ様でした。ぜひぜひ！！語りましょう！ありがとうございます、レインになる前から知ってる方はあまりいらっしゃらないと思っていたのでとても嬉しいです。レインになる前からのリクエスト (2018年10月15日 7時) (レス) id: 7d9ba37a47 (このIDを非表示/違反報告)
蘭芽(プロフ) - レインさん» こちらこそでした。プライベートが忙しくなったのと良いのが書けなくなってしまったので辞めることにしました。お互いお疲れさまでした。また機会がありましたら橙受について語りましょうね笑レインという名前になる前から貴女のお話が大好きでした。 (2018年10月14日 3時) (レス) id: 568cceb099 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 蘭芽さん» 今まで本当にありがとうございました！蘭芽さんもお辞めになるんですね…寂しい気持ちがより溢れました。。蘭芽さんも本当にお疲れ様でした！！ (2018年10月11日 21時) (レス) id: 7d9ba37a47 (このIDを非表示/違反報告)
蘭芽(プロフ) - あと少し、頑張ってください。もしまた戻って来られた時は宜しくお願いしますね( ＾∀＾) (2018年10月10日 23時) (レス) id: 568cceb099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイン | 作成日時：2018年8月26日 18時
