恋愛体質な俺 4

2 ページ25

青side

ガチャッとノックもせずに入ってくる望


「ノックくらいしろや」




二人のまったり時間は終わった





「邪魔したかっただけやしー」





「私は望くんも大好きだよ」






「え!?」



望の嬉しそうな顔





「あと、流星のお父さんとお母さんと
おばちゃんと…あ、まだいるかも…」





あきの小悪魔的ボケは






ほんまに可愛い







「もうええよ、あきちゃん。」



悲しそうな顔をしながらそっと話しだした






「え、どうしたの？」






「なんでもないで。
あきはそのまんまでおってな。」





今日二度目の頭を撫でた







「ふふっ、当たり前」





「クソ仲いい夫婦め！！」





そう言い走って部屋を出ていった




「あれ、何でここに望くんきたんだろ」




あきが喋った後にまた開くドア







「言うの忘れてたわ、平和ボケ夫婦に！！
もうみんな揃ってるで、待ちくたびれてる！」




平和ボケ夫婦なんて言われる日が来るなんて






「え、私なんの準備もしてない」




すると望の後ろから人影が





「あきちゃん、俺がやったげる。」




智洋が立ってた




そのまま俺の隣から智洋までを全力疾走で走ってった





「とも！！」





あきが智洋を抱きしめてる間に
望がこっちへきた





「残念やなぁ」





ニヤニヤした顔で




「うっさい」




今日も幸せな一日が始まる

3→←王子様に恋をして 青×橙

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す