恋愛体質な俺 3

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青side

「失礼します。」




「あら、いらっしゃい。」



「おお、よく来たな。
似合うぞ、流星。」




俺の親父とお袋とおばちゃんが仲良く話してた





「おばちゃん、あきのお母さんとして…
ほんまに、ほんまにありがとう。」






精一杯頭を下げて
気持ちを伝える






「いいのよ、流星くん。
私ねあきちゃんと流星くんに言われた時

どんな事よりも嬉しかったの。
あきちゃんの母親としていられることが。
だから、私の方よお礼を言うのは。笑」





「でも、お店閉めるって…」




「ああ、あれは偶然よ。私も年だからね。
とてもじゃないけど、お店に立てないのよ。」






気にしないでっと肩を叩かれる




「あの、もし良かったら……
始まるまであきのそばに居てあげてくれませんか。
あきが緊張してるんで……」



「そうね、行ってくるわ。
ありがとうね。」





おばちゃんが出ていったのを見送り
親父とお袋の方を見る


「俺が、親父の跡を継ぐから。
見ててな、あきと二人で幸せになるところ」





「わかった、ちゃんと見とくから。」





降参するように笑って俺の頭を撫でた




「子供やないねんから。」




「もう行く時間じゃないか？
もう座っておくから、幸せにな」





笑って俺を見て部屋を出ていった

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