恋愛体質な俺 3

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青side

「流星、ついたよ」


目の前で手を振られ意識が覚醒する



「随分かかったんやな」



「え、そうでもないと思うけど…
早く降りて、挨拶に行かなきゃ」




「あ、おん。」





促されおりたところは
俺の住んでるところとは違い



とても静かで人があまりいない町





「え、ほんまにここ…？」




「そうだよ、へん？」





「いや、そんなことないけど…」


俺の腕を掴んであるお店に入る





「おばちゃん、ただいま！！」




「あ、おかえりなさい。
早かったのね。………あら、その方は？」





「うん、途中で抜けたからね。
あ、この人は」



「藤井…流星って、いいます。
あきさんの彼氏です。」




恥ずかしがってる顔を見たいがために言った


「ちょ、は…恥ずかしいから！」




やっぱり、恥ずかしがると
下を向く癖治ってへん笑





「あらあら。笑
あきちゃん、上に行っておいで。
私、ちょっとお話したいわ。」




あきが上に上がったのを確認する



「座って、いまお茶とお団子出すから。」



すごく優しそうな人で
あきは愛されてるんやってそう思う。





「ありがとうございます」




「はい、これ。」




出されたお茶と団子はとても美味しかった






「美味しそうに食べてくれるわね。笑」


「ほんまに、美味しいっすよ。」




おばちゃんは嬉しそうに笑ってた
あきにそっくり。





いっしょにいる時間が俺よりも長いから

あきのことはきっと
何でもわかってくれるんやろなぁ

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