恋愛体質な俺 2

Like your voice 青×橙 ページ2

「照史、俺の名前呼んで」




「んー？流星、、、。」





少し高い声


癖のある歌い方




あ、癖のある笑い方やわ






「なんやねん。笑」





「え？照史の声好きやなぁって。」






「えぇ〜？
そんなええ声してたっけ、俺」



そういって、喉元に手を添える




「なんか、甘ったる感じ」





「流星、語彙力…」





そんなん言われてもなぁ。




「まあ、ええや。
悪いってわけやないんなら。」





「いや、悪口は言うてへんで。
ほめてんねんで、照史の声」




「そんなん真顔で言われても…」





困った顔で笑った





「いっつもみたいな馬鹿笑いせえへんの？」



「え、なぁ。
やっぱり悪口言うてるよな？」




そういうところもなんか落ち着くねん。




「まあ、照史ならわかってくれるやろなって」



「なんやろう、嬉しないわ。」






どう伝えてみても伝わらへん。




これは、時間かかるわ






「照史の声は俺の子守唄やな」



「え、それ俺喋らへんほうが良くない？」






俺の予想の一つ上を行く答え

それもまた、照史の魅力やな。





end.

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