天使が地上に降りてきた理由【松田陣平】Episode.3

remember.4 ページ15

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元気になる方法…は??







『今やったら怒られそうですけど…お昼、お外にでも行きましょうよ。』






にっこりそう言いながら、彼女は去っていった。




何なんだ…??






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その日の昼、俺らは川辺に来た。


一応元気がない理由を聞かれてが、
覚えていないので、そのままを話す。



その後彼女は、
ふむふむと聞いたあと





『目をつぶってください。』





いきなりそう言われたが、そうする他ないため、瞼を閉じた。







何が起こるかと思ったら、Aがキスをしてきた。


いや、平然といるけど、結構動揺してるぞ。






キスをしている間に、俺は不思議な力を感じた。




何かが蘇って来る感じ…。





何だろう…この感覚は…。






A…、A…?









…!!もしかして…!!









その時、俺は今までの記憶が全て蘇ってきた。







じゃあ、ここにいる星崎Aって…!!





松「A…なのか…?あん時別れた…A…なのか…!?」






そう言うと、彼女は笑顔でこう答えた。





『そう。Aだよ…!!?』






俺も泣いてるし、アイツも泣いてる。



まさか…まさか本当に会えるなんて…!!





信じられねぇよ…!!





松「あぁぁあぁああA…A…!!よく帰ってきたな!!」




『ただいま!!陣平くん!!!』







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萩「全く…本当に未だに君がAだなんて、信じられねぇよ…。」



『あはは…。天界に戻った時、こう頼んだんだ。』







彼らと幸せに地上で暮らさせてください。







松「幸せには大事だな。確かに。…本当に戻ってきてくれても嬉しいぜ。ありがとう。」







天使にかかっていた、記憶消滅の呪いは解け、
彼らは再び幸せに生きる事ができるようになった。






今日も彼らは新たな道を歩み出す。






眩い光のそのまた先へ…。









The end.


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