【梵天】私の婚活、邪魔すんな！

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その後たい焼きさんは私の隣に座って私の今までの人生の愚痴を全部聞いてくれた。

たい焼きさんは聞き上手だ。
たまに頷いたり、頑張ったね。と言って頭を撫でてくれたり。



「そいえばおねーさん、名前は？」

『榊巻です』

「いや、下の名前だって。」

『え、あっ下の名前ですか？Aです。
榊巻 Aっていいます。』

「へぇ。
それじゃあさ、Aは今死ぬかホームレスの2択ってことだよな。」


おーーおー。たい焼きさんったら。
オブラートに包んでよ。



「俺が面倒見てやろうか？」

『え"！？たい焼きさ(((「万次郎」
……万次郎さんって何者？』

「反社」


ひぇええ。マジか。



「ちなみに組織はブラックじゃねぇけど(違う意味ではブラックだけど)そこで働く？」

『パシってくる人とかいませんか…？』

「いねぇよ。てか、いたら俺がコロしてるから」



oh......流石反社。発言も恐ろしい。
でも、

『働きたいです…。』






「分かった。それじゃあ明日ここに来て」






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そいえばこんな出会い方だったよな。

彼には本当に感謝でしかない。
職場も与えてくれ、この死ぬほど高いマンションの最上階の部屋までも用意してくれた。


しかも、弟の仇も取れた。



『私って幸せかも……』

マ「ねぇーーA風呂長ぇ」

『っ！？』


タオルを腰に巻いたマイキーさんが風呂場に入ってきた。いや、恥ずかしすぎる。
私はタオル1枚だし。………いや、タオルがあっただけマシなのか？



マイキーさんは浴槽に入り私を後ろから抱きしめた。


マ「A、えっろ……」

とか言いながら太腿を撫でたり胸を揉んだりしてくる。



『……ﾝ……ｧ』

マ「感じてんのか？w」


マイキーさんの行動に思わず反応してしまい変な声が出た。私はどうすればいいか分からないので、マイキーさんにやられるがままになっていた。



『…い"』

マ「……ついた」


急に首筋辺りに痛みを感じたと思ったら噛まれてた。





長く湯船に浸かっていたせいでもあるのか、だんだんのぼせて意識が遠くなっていく。

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