【梵天】私の婚活、邪魔すんな！

23(蘭side) ページ23

Aがジジイの出っ張った腹に鉄パイプを刺した。


正直俺はめちゃくちゃ驚いてる。こいつが自ら進んで人を殺すだなんて、こんなの初めてだったから。




「ﾊｧ……ﾊｧ……」


ジジイはまだ生きてる。でももうすぐしたらﾀﾋぬな。
つーか、鉄パイプって殴る以外にも使えるんだな。



ジジイが殺した人の名前、榊巻って言っていた。
もしかしなくてもAの家族だったのか。

だからあんなに怒って……



「わ、、私は、ただ、、、、たのまれt(((ｹﾞﾎｯ」

『知るか』



ﾊﾞﾝｯ！！！！


ピストルの音が地下の部屋に響き渡る。
Aはジジイの脳天を狙ったので、完成に殺した。


ﾊﾞﾝｯ！！ﾊﾞﾝｯ！！ﾊﾞﾝｯ！！！！




もうﾀﾋんでいるというのに何度も銃を打つ。
ジジイの顔が顔じゃなくなっていく。


蘭「お、おい流石にやめろよ。
こいつはもうとっくにﾀﾋんでっから」



銃を持つAの手を後ろから握った。




『理由なんてどうでもいい…っ』


Aに近づいて分かった。
こいつはめちゃくちゃ震えてて、泣いていた。
背負ってきたものがデカかったのだと痛感した。



蘭「とりあえず着替えてこいよ。後は俺がやっとく。」

『すいません…』






Aは走って階段を登った。

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