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パーティーが開始されて、色んな人が前に出て話をしたりなど色々と事を済ませた後、パーティーの参加者はバラバラとなり各自それぞれおしゃべりを楽しんでいる。



「お待たせしました、Aさん。
もうなかなか、先程のお客さんが私のことを離してくれなくてですねぇ〜」


いやいや、私はあんたのことなんて待ってねぇぞ?
なんならずっと話してくれててもよかった。


『人気者は辛いですね〜』

なんて、一応そう言っておいた。



でも、これがチャンスなのかもしれない。
だってターゲットの方からわざわざこちらに来てくれたのだから。



蘭さんと静かにアイコンタクトを取ると、蘭さんがターゲットに近づく。









─────────────────────────


梵天アジトの地下



先程の社長さんを柱に括り付ける。
口にはガムテープを貼り、睡眠薬を飲ませたので目覚めるのを待つ。



「…んん、あれ。ここは……」

どうやらお目覚めのようだ。
蘭さんの部下がおじさんのガムテープを口から剥がす。


「Aさん………?
これは一体どういうことなんだっ!!!?」

蘭「それはてめぇが1番知ってんだろ」

「わ、私は何も……」



あー。
この人が口が聞けるのもあと数分のものなのかな。

なんて物騒なことを考えながら、このおじさんのお話(罪)を静かに聞いていた。


長々と、おじさんは喋り続ける。
どんだけ罪を重ねてんだよ。

しまいには眠たくなってきた。





……でも、


「2010年の4月27日に」


一気に目が覚めた。


「1人の青年を殺した。」


2010年の4月27日。この日付には覚えがある。



『嘘でしょ………』

蘭「…A?」

急に食い気味になる私を不思議に思った蘭さんがそういった。そりゃそうなるよね。




『ねぇおっさん。
それ何処でやった?殺した人の名前は?』

蘭「えっ、マジで急にどしたの?」



怒りがプツプツと湧いてくる。
今、私は凄い顔してるんだろうな。

私は近くに転がってた鉄パイプを手に取りおじさんに近づく。



「わ、私は違うんだっ!!ただ、あいつが………」

『さっさと応えた方がいい。返答次第で殺すから』(ガチトーン)

蘭「…声、どす黒………」



持った鉄パイプをおじさんの喉元に近づける。


「ヒッ……し、新宿の町工場付近…
な、名前は……」

『名前は?』


「榊巻((((グサッ!!!!!




私は、このクソジジイの返り血を全身に浴びてしまった。

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めめ太郎(プロフ) - まりんさん» 分かりました!アンケート結果で1番多かったキャラ以外のオチは短くなるかもしれませんがやってみます! (2021年10月23日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 全員のオチバージョン見たいです!! (2021年10月22日 8時) (レス) @page34 id: aa0d58b7e1 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - 腐腐腐さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです( 'ω')و続き楽しみにしててください!w (2021年9月25日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです!続き楽しみに待ってます! (2021年9月25日 20時) (レス) @page17 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - ゆかりさん» ご指摘ありがとうございます!!そうですよね(>_<)間違ってました。本当に助かりますm(_ _)m (2021年9月9日 22時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めめ太郎 | 作成日時:2021年9月6日 22時

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