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「そういえばAちゃんってどんな仕事してんの?」

『○○企業の会社で経理を担当してる!』

「へえ〜そうなんだ!」



久しくとれた休日。
目の前にいる彼とはマッチングアプリで知り合った。
そして話すうちに楽しい人だと分かって、仲良くなったらデートに誘われた。

デートプランも全て彼が考えてくれて、しかも私の大がつくほど好きなスイパラに連れてってくれた。


…………完璧すぎな?紳士かよ。



『でも忙しくてさ。
残業も多くてお休みあんまり取れないんだけどね。』


と言って寂しく笑う。
もうコレがラストチャンスだと私の本能が言っている。何がなんでも失敗する訳にはいかない。



「……もしかして今日も…」

『うん。やっと休みがとれたから!
お誘い嬉しいかった。』

「そ、そうなんだ。貴重な休日俺のために潰してくれたんだね。本当にありがとう。
………あのさ、Aちゃん…」

『ん?』




よっしゃ!よっしゃ!よっしゃぁああああ!!
この流れは"付き合ってください"か、"結婚を前提にお付き合いしてください"の2択だな!おっし!どっちもカモンよ!!

んで、私の返事は"はい"か"YES"の2択だ。
よっしゃ!今度こそ……!!



なんて思いながら、なぁに?とあざとく首を傾けた。




「俺と付き合t((((「こんな奴の何処がいいんだよ」
……へ、、、あ、あなたは……?」


聞きなれた声が、私の一世一代のチャンスをぶち壊しやがった。後ろにいやがるな。

………三途春千夜。



春「おい、てめぇ。こいつと付き合ったら後悔すんぞ。企業の経理担当も、この優しそーな笑顔も声もぜーーんぶ嘘!!」


春千夜は私の肩を自身に抱き寄せて更に続けて言う。


春「こいつのほんとの仕事なんか知ってるか?
殺しだよ!こいつにとって人を殺すのが日常なんだよ。てめぇにそんなやつと付き合ってられる自信はあんのか?ア゙ァ?」

「……ひっ、ひぃ。ま、マジかよ……」



春千夜の話を聞いた彼はガタガタと震えながらテーブルに2000円だけ置いて、そそくさと店から出ていってしまった。


………また失敗した…。




私ら恨みを込めて春千夜をギロリと睨んだら、ウザい笑顔で返された。

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めめ太郎(プロフ) - まりんさん» 分かりました!アンケート結果で1番多かったキャラ以外のオチは短くなるかもしれませんがやってみます! (2021年10月23日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 全員のオチバージョン見たいです!! (2021年10月22日 8時) (レス) @page34 id: aa0d58b7e1 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - 腐腐腐さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです( 'ω')و続き楽しみにしててください!w (2021年9月25日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです!続き楽しみに待ってます! (2021年9月25日 20時) (レス) @page17 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - ゆかりさん» ご指摘ありがとうございます!!そうですよね(>_<)間違ってました。本当に助かりますm(_ _)m (2021年9月9日 22時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めめ太郎 | 作成日時:2021年9月6日 22時

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