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「Aちゃんの匂いする……」
『変なこと言わないでくださいよ』
電話した1分半後にこの人はうちに来た。
いや、早すぎかよ。速度違反したんじゃないんですか、この人。熱心にストーカーしてんじゃないよ…
そして匂いを嗅ぐんじゃない。
『ていうか何度も来てるんでしょう?』
「いや、初めてだけど?」
『はぁ!?』
いや、どういうこと!?色々とうちに設置したんじゃないの?
「盗聴器と隠しカメラは俺の部下にやらせた」
『なんでそこはあなたじゃないんですか!?』
なんてことを部下にやらせてんだ。どーせこの部下の人に、"見つかるような場所に置いたらスクラップな"とか言って半分脅しながら行かせたんだろうな。可哀想に。
「俺が良かったかァ?」
『そんなわけないです。ただ部下の人が可哀想だなって思っただけですよ』
「あ?
俺が目の前に居んのに他の野郎のこと考えてんじゃねぇよ」
いや、何故私がキレられないといけないんだ。キレたいのはこっちだわ。勝手に人の家に他人を上がらせておいて…!!
「おいベッドはどこだァ?」
『ちょっと、勝手に動き回らなでくださいよ!』
ズカズカと歩き回る春千夜さんを止めることは出来ず、春千夜さんは私の寝室に入った。
そしてその後に彼がした行動。
「うわぁやべぇ。興奮する…」
それは、私という名の乙女のベッドにダイブしたという事。
『なんでそんなことするんですか!』
「どうしよ…
全身をAちゃんに撫でられてる感じする。なんかAちゃんとシたくn(((((『降りろ!!』
どうしても春千夜さんをベッドから降ろしたい私は彼の腕を掴んで引っ張った。でも全くビクともしない。
「腕力まで可愛いのな。」
『あなたが重いだけですよ!』
「へぇ、舐めたこと言うじゃねぇか」
そう言った春千夜さんは、自身の腕を掴んでる私の手を取って、私をベッドに引きづり込んだ。
『うわっ!』
そしてそのまま、ベッドの上で春千夜さんに押し倒された。
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タムタム - 年齢設定違和感あるなぁ (2022年3月9日 1時) (レス) @page20 id: bc2f92c74f (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - あっぷるさん» ありがとうございます!楽しんでいただけて何よりです☺️ (2021年11月3日 21時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - ATR214YSさん» ありがとうございます!! (2021年11月3日 21時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - 初めて、陰ながらに見させていただいていました!とても面白くて面白かったです!お疲れ様でしたー! (2021年11月3日 20時) (レス) @page28 id: e7ca48453b (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした! (2021年11月3日 20時) (レス) @page28 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めめ | 作成日時:2021年10月15日 23時