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(春千夜side)
そのまま寝ているAちゃんを抱えて灰谷の家から出た。そして自分の家に帰った。
Aちゃんをソファに下ろして、俺はコーヒーを入れた。
『………いつもならなんの迷いもなしに手出してくる癖に』
「…起きたか?」
『はい』
「コーヒーいる?」
『貰います』
入れたばかりのホットコーヒーをリビングテーブルにふたつ置いた。
ありがとうございます。と言ってAちゃんはコーヒーを飲む。
飲む姿も可愛いな。フーフーしてる。
って思ってAちゃんを見てたらそれに気づいたのか、Aちゃんは口を開く。
『春千夜さん、』
「ん?」
『私、最近おかしいんです。
仕事中もずっと春千夜さんのことが頭から離れないし、あなたがお迎えに来てくれるのがすっごく嬉しいし、一緒に寝る時も心臓が口から出てきそうなくらいバックバクなんです。
……これってなんなのですか?』
ガシャンッ!!!!
そう言ってAちゃんは、俺の胸を強く押した。
その反動で俺はベッドに仰向けになり、Aちゃんはそんな俺に覆いかぶさった。
視界がAちゃんでいっぱいになる。
「え、、、、Aちゃ……」
突然の出来事に戸惑いまくる俺。
てか、Aちゃんって俺のこと…
『もう私の頭の中、春千夜さんでいっぱいなんですっ!!!責任取ってくださいよ!!!』
Aちゃんの涙が俺の顔にこぼれ落ちて頬を伝う。
その後に唇に柔らかい感触がしてくる。
触れるだけのキスかと思いきや、しばらくしてAちゃんの舌が自分の口の中に入る。
もうどっちの唾液か分からなくなるくらい、お互い酸欠になるまでずっとしていた。
そしていやらしい水音が部屋に響く。
押し倒された衝動でこぼれてしまったコーヒーのことなんて気にならないくらい、俺は目の前のAちゃんに夢中だった。
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タムタム - 年齢設定違和感あるなぁ (2022年3月9日 1時) (レス) @page20 id: bc2f92c74f (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - あっぷるさん» ありがとうございます!楽しんでいただけて何よりです☺️ (2021年11月3日 21時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - ATR214YSさん» ありがとうございます!! (2021年11月3日 21時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - 初めて、陰ながらに見させていただいていました!とても面白くて面白かったです!お疲れ様でしたー! (2021年11月3日 20時) (レス) @page28 id: e7ca48453b (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした! (2021年11月3日 20時) (レス) @page28 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めめ | 作成日時:2021年10月15日 23時