83 ページ3
.
"おい、機嫌直せよ"と私の後を着いてくるレオナを放っておいて私がパーティ会場である部屋に到着すると、
とある天使が私の元へ飛んできた。
「あぁ！Aたんだぁ〜〜〜！！」
その天使の名はチェカくん。
レオナの甥っ子。
そして幸運な事に私はこの天使に懐かれているのだ。
走って駆け寄ってきたチェカくんが思い切り私に飛びついたので、抱きとめた。
「Aたん、ぎゅう〜〜！！」
と、抱きしめてくれる。
あ、ああああああああぁぁぁ尊い。可愛い。
『う、うぅ……』
「ん？Aたんどうしたの？大丈夫？」
『だ、大丈夫だよ。』
本当は全然大丈夫じゃないけど…。
「良かった〜
今日のAたん、キラキラしててすっごく綺麗！！」
『う"っっ…………』
これが可愛いの暴力。君の方が輝いてるよ。
そしてチェカくん、Aたんは色々としんどいよ。
「おい、チェカ。そいつから離れろ」
私とチェカくんの邪魔をしに来たのはレオナおじたんだった。
「おじたぁあああん！！」
テンションの上がるチェカくん。だけど私から離れないでいてくれる。可愛い。
「チェカは俺みたいにかっこよくなりたいんだろ。
それなら誰かに甘えて抱きつくようなことはするな」
『え、チェカくんレオナみたいになりたいの………？』
は？この天使が？あんなグーダラ王子に？？？
「うん！おじたんみたいにかっこよくなりたい！！」
まじ？私の聞き間違いかな？嘘であってくれ。
や、やだ。
やだやだやだやだやだやだ！！絶対いや！
私から数少ない天使のうちの1人を奪わないで！！！
「おいA、露骨に嫌そうな顔すんな」
『だってすごい嫌なんだから、仕方ないでしょ』
「………お前なぁ。」
それからチェカくんは渋々といった感じで私から離れた。
「おじたんはAたんに"ぎゅー"しないの？」
純粋無垢でキュルキュルなお目目を向けてレオナに言ったチェカくん。
「俺はいいんだよ。
お前の大好きな"Aたん"は俺のことが大好きだからなぁ」
はぁ！！？
今日だけ限定の恋人設定、チェカくんにも発動させるの！？
何それ聞いてない！
………でも話は合わせとかないとなぁ………。
「Aたんもおじたんの事好きなの！？僕も！！」
『一緒だね』
嬉しそうなチェカくん。可愛い。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1531人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めめ太郎(プロフ) - アイカさん» コメントありがとうございます。フロイドとシルバーとデュースですね、了解です！こちらこそ読んで頂きありがとうございます！！ (3月10日 21時) (
レス) id: 60593fa02c (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - 続編お疲れ様です&おめでとうございます。フロイドが可愛いので美味しい思いさせてあげてほしいです← あと、シルバーとデュースも好きなのでもっといっぱい出していただけたら嬉しいです（笑） 更新ありがとうございます。応援しています。 (3月10日 8時) (レス) id: d6e35f0f31 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - 無地さん» コメント嬉しいです。こちらこそ読んで頂きありがとうございます。マレウス様の本格的な登場はもうすぐです‼️お楽しみに‼️ (3月6日 22時) (レス) @page2 id: 60593fa02c (このIDを非表示/違反報告)
無地(プロフ) - マレ様登場待ってました…命助かります。大変大好きなストーリーで毎夜毎夜楽しく読んでほくほくした気持ちで寝てます。小説を産んでくださりありがとうございます。 (3月6日 1時) (レス) @page1 id: a22e934912 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めめ | 作成日時：2024年3月5日 21時
