96 〜シルバーside〜 ページ19
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目が覚め、ベッドから起き上がるとテレビを見ているAがいた。
パジャマ姿。
太ももと胸元の露出が多いから恥ずかしくて直視できない。
『おはよう。やっと起きた』
「すまない、また眠ってしまって。迷惑かけただろうか」
『そんなことない。
だけど、シルバーくんずっと寝てたから私先にお風呂に入ったからね』
「それは、全然構わない。……俺も行ってくる」
時計を見るともう夜の9時だった。
俺は2時間程寝ていたらしい。
俺も風呂に入った。
そして風呂から出ると、Aは何やらメニュー表らしきものを見ながら頭を悩ませてた。
『あっ、おかえりなさい。
まだご飯食べてなかったから、何か頼もうよ。
ルームサービス結構充実してるし』
「あ、あぁ。」
"もう夜だし、いっぱい食べたら太るよなぁ"と言って、彼女は俺と変わらない量の料理を頼んだ。
正直、沢山食べるAを見るのが好きだったから少し残念だ。
『あ、あの、男装魔法してないの、やっぱり慣れない…？』
「へ！？あ、いや、そんなことは…」
慣れないかと聞かれ、"慣れない"と答えるのが正しかったのかもしれない。だけど咄嗟に嘘をついてしまった。
学校とは違うAはいつもより綺麗だ。
こちらが本来の彼女の姿ならしい。
目の前に座ってるAが少しでも屈むだけで、胸の谷間が見える。
急に、手に赤い液体が落ちた。
『わっ、大変
鼻血出てるよ。……ティッシュ取ってくる』
「……すまない」
少し経つと鼻血は止まった。
『…良かった。ちょっとこの部屋熱いかな…？』
「それは、ないと思う」
『ん、……そっか』
気の所為かもしれないが、Aの表情が少し悲しそうに見えた。
すると突然、Aは立ち上がる。
『料理来るまでまだ時間かかりそうだし、私外散歩してみようかなァ』
「えっ」
その格好で、か……！？
風邪をひくんじゃないか…？
……それに、その格好のAを他の人に見られる可能性があるというのがなんだか嫌だ。
「…待ってくれ」
立ち上がり、部屋の出口に向かうAの手を掴み、引き止めた。
こちらを振り返る彼女は涙を流していた。
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めめ太郎(プロフ) - アイカさん» コメントありがとうございます。フロイドとシルバーとデュースですね、了解です！こちらこそ読んで頂きありがとうございます！！ (3月10日 21時) (
レス) id: 60593fa02c (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - 続編お疲れ様です&おめでとうございます。フロイドが可愛いので美味しい思いさせてあげてほしいです← あと、シルバーとデュースも好きなのでもっといっぱい出していただけたら嬉しいです（笑） 更新ありがとうございます。応援しています。 (3月10日 8時) (レス) id: d6e35f0f31 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - 無地さん» コメント嬉しいです。こちらこそ読んで頂きありがとうございます。マレウス様の本格的な登場はもうすぐです‼️お楽しみに‼️ (3月6日 22時) (レス) @page2 id: 60593fa02c (このIDを非表示/違反報告)
無地(プロフ) - マレ様登場待ってました…命助かります。大変大好きなストーリーで毎夜毎夜楽しく読んでほくほくした気持ちで寝てます。小説を産んでくださりありがとうございます。 (3月6日 1時) (レス) @page1 id: a22e934912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めめ | 作成日時：2024年3月5日 21時
