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学校が長期休暇になり、私は実家に帰った。
使用人に"アーサーに会えないのか"と聞けば、いつも通りの回答で、面会禁止と伝えられた。
落ち込みながら、実家の自室に戻ると、うちの会社の広報部からメールが来た。
"A様にお伝えしたい事がございます。急で申し訳ないのですが、今から本社に来ていただけないでしょうか"
めんどくさい。
実家に帰って来て、いい事なんてひとつもない。
ため息を着きながら、本社へ向かうと、私のよく知る人物がいた。
「あぁ！Aちゃんだぁ！！」
輝かしく無邪気な笑顔を向けてこちらに手を振ってくるのは、ロイヤルソードアカデミーのネージュくん。
彼は幼い頃から、うちのブランドのイメージモデルだった為、小さい頃からの私の知り合いだ。
『……なんでネージュくんがここに？』
本社の会議室。広報部の社員数人とネージュくんとネージュくんのマネージャーさん。
そこに何故私が呼ばれなくてはならないのだろうか。
「次の新作の駅の電光掲示板用の広告の撮影をネージュさんにお願いした時、あともう1人共演者が必要だと彼に伝えると、"Aちゃんがいい"と仰ったので……」
「そーそー！
僕、Aちゃんと一緒に仕事したいなーって思ったんだ！
ねぇ？いいでしょ！？」
『嫌に決まってるでしょ
逆になんで良いって言うと思ったの…？』
ネージュくんはよく可愛いと言われる。そして大人気だ。
可愛い系と美人系が大好物な私が、何故彼には冷たいのかと言うと、彼は距離感がバグりちらかしておられる。
ロイソに入学している時点ではっきりしているが、彼は陽キャだ。
まぁ、私は昔からヴィル様一筋(かどうか最近危うくなってきている)ですし？ネージュくんのことは昔からの知人ということもあり、推しにはならなかった。
「ねーお願いお願い！」
『嫌だ。そう言うのはプロの人がやるべきだと思う』
「Aちゃんが一緒にモデルしてくれないなら僕この仕事断わらせてもらおうかなぁ」
「そ、それは困りますっ！！！A様どうかっ！！」
広報部一同の土下座を前にしてまで、私はこの件を断ることは出来なかった。
『……………はぁ、わかりました』
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めめ太郎(プロフ) - アイカさん» コメントありがとうございます。フロイドとシルバーとデュースですね、了解です！こちらこそ読んで頂きありがとうございます！！ (3月10日 21時) (
レス) id: 60593fa02c (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - 続編お疲れ様です&おめでとうございます。フロイドが可愛いので美味しい思いさせてあげてほしいです← あと、シルバーとデュースも好きなのでもっといっぱい出していただけたら嬉しいです（笑） 更新ありがとうございます。応援しています。 (3月10日 8時) (レス) id: d6e35f0f31 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - 無地さん» コメント嬉しいです。こちらこそ読んで頂きありがとうございます。マレウス様の本格的な登場はもうすぐです‼️お楽しみに‼️ (3月6日 22時) (レス) @page2 id: 60593fa02c (このIDを非表示/違反報告)
無地(プロフ) - マレ様登場待ってました…命助かります。大変大好きなストーリーで毎夜毎夜楽しく読んでほくほくした気持ちで寝てます。小説を産んでくださりありがとうございます。 (3月6日 1時) (レス) @page1 id: a22e934912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めめ | 作成日時：2024年3月5日 21時
