【twst】クズを極めて17年、学びました

涙が出てますよ ページ30

ジェイドside






医務室のベッドに横になっているAさんは、魘されている







ジェ「………涙が…」


どんな夢を見てるのでしょうか。
寝ながら泣いているくらいなのでいい夢では無さそうです。







『……ん、』


ジェ「おや、目が覚めましたか。」



彼女は起き上がった。





『……あれ、なんで……………？』


ジェ「授業が始まる前に倒れたのですよ。覚えていませんか？」


『……………あ、そいえばそっか……。』



返事が曖昧だ。





『あれ、ジェイド。錬金術は？』


ジェ「ふふ、またサボってしまいました」ﾆｺｯ


『なんか毎回私のせいじゃん。本当に(((「もう謝るのは無しです、A。」………！』




ジェ「涙が出てますよ。」




そう言って僕はAの顔に着いている涙を指で拭いた。






『もしかしてジェイドが私をここまで運んでくれたの？』


ジェ「はい、そうですよ。」


『……！？ま、マジか〜！！
重かったでしょ、骨折れてない？？』


ジェ「重くなんかありませんよ。軽かったですよ。」


『えへへ〜それ程でも〜(・ω＜)』




少しは元気そうになってよかった。





ﾄﾞｶﾞｯ！！！！





急にドアが壊れそうなくらい勢いよく開いた。






フロ「メダカちゃんっ！！！！」


『……フロイド…。』


ジェ「フロイド…！」


フロ「メダカちゃん、大丈夫？？」


『え？あー、うん。』


フロ「そっかァ。よかった♡
いーこいいこ！ﾖｽﾖｽ」





フロイドはAの頭を撫でる。









『いい子じゃないって



ジェイド、次の授業ってなんだっけ。』






ジェ「次は魔法薬学ですよ。」


『そっか。』

感じ悪い彼女→←忘れたいのに……。

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