第1話 ページ3
「もう少しです！隆様！！」
俺は狐に連れられてぐちゃぐちゃの道を30分程歩いていた。
元々体力のない俺は、バテながらも必死に狐についていった。
「！！見えました隆様！！」
『やっとか…。』
俺ははぁはぁと息を整えた後、これから住むことになる本丸を見た。
『…これが…本丸？』
思ったよりも綺麗だな。と思った。
しかし、空気は黒いもので溢れかえっている。
まるで、誰も入れたくないような…。
『ここに…俺が住むのか…？』
「えぇ…。刀剣男子は今は悲しみと憎しみで溢れかえっています。相当前の主に酷い仕打ちを受けたのでしょう…。」
狐はさぁ！と言って俺を中に招き入れた。
俺は入りにくかったが、恐る恐る中に入った。
〜〜〜〜
今は大広間にいる。
これから刀剣男子を紹介してくれるらしいが…
『俺のことを受け入れてくれるのだろうか…』
狐からは、前の奴に暴力に半殺し、性処理までさせられていたらしい…。
…なんてひでぇ奴なんだ…。
【へへへ…隆…？】
『ッ…嫌…だ…』
嫌なことを思い出していると、狐が襖を開けて中に入ってきた。
「隆様！！刀剣男子を連れてきました！！」
狐は後ろの人達を中に入れていった。
『…！…ひでぇ…』
中に入ってきた人達の姿は酷かった。
服はボロボロ。所々肌に青タンや赤くなっていた。髪はボサボサ。黒くなっている部分もある。
見るからにしてとても綺麗とは思えなかった。
「…あんたが次の主…？」
『！？…あ、あぁ…。』
いきなり話をかけられてすごく驚いた。
そいつは赤というイメージがつく奴だった。
『な、名前は…？』
「…加州…清光…」
ボソッと言われたが、ちゃんと聞こえた。
『加州清光…？いい名前だな。俺は隆だ。今日から宜しく』
ニコッと笑ったが、加州は俺を睨んだままだった。
どうしたらいいんだろう…。そう思っていると…。
「自己紹介とかいいからさ…」
「死んでよ」
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黒希輪廻(プロフ) - あと、文字化けが所々えぐいっす…… (2019年6月15日 19時) (
レス) id: 4f06722720 (このIDを非表示/違反報告)
黒希輪廻(プロフ) - な、七話の内番の話、髭切が髭丸に…… (2019年6月15日 19時) (レス) id: 4f06722720 (このIDを非表示/違反報告)
高木隆(プロフ) - 豆犬さん» ありがとうございます！これからも頑張ってまいります！ (2018年7月22日 13時) (レス) id: 6a7738c53a (このIDを非表示/違反報告)
豆犬(プロフ) - いえいえ、大丈夫ですよ(*´∨｀*)これからも、頑張ってくださいね!!応援してます！ (2018年7月22日 1時) (レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
高木隆(プロフ) - 豆犬さん» 皆さま本当にご報告ありがとうございます…。アホな間違いを見せてしまいお恥ずかしいデス…。 (2018年7月21日 23時) (レス) id: 6a7738c53a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高木隆 | 作成日時：2018年4月24日 19時
