1.幸せと不幸は紙一重 ページ3
3月のとある大学で
緊張感が漂う人混みの中
私は友達と共に大学の合格発表を待っている。
主「もう無理。緊張で倒れそう。」
友「私もヤバい、早く見たいけど見たくない〜!」
と、こんな感じのやり取りを繰り返していると合格発表がなされた。
主「えーと……………………………………………………あった。…………………………………………あった!」
友「私も!!やったね!春からもまた一緒だよ〜(泣)」
主「うん、よろしくね(泣)」
神崎A、無事合格致しました!
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友「よし、そうと決まれば!遊ぶぞー!!!」
主「おー!!」
そう話しながら信号を待っていた。まさか、この後あんなことになるなんて……
モブ「二人共!危ない!」
その言葉に反射的に反応して、友達を押した。
だけど、私はそのまま突っ込んできた車に衝突した。感覚的に死ぬのが分かった。
モブ「おい、救急車まだか!」
モブ「血がヤバいな……」
モブ「なんかやばくない?」
友「A!!嘘でしょ!私たち、一緒に大学行くんでしょ!ねぇ!A!目開けてよ!」
主(あぁ、私死ぬのかぁ。幸せだと同時に不幸になるのはホントだったんだね……。お母さんお父さんごめんね。友達も、目の前でこんな事になってご…め…………)
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?「……きなさい!……………………………………(ペちペちペちペち)」
主「(何か聞こえる…………………………なんか痛い?)…………………………え?羽?」
死んだと思ったら
目が覚めたら
目の前に私の頬をペちペち叩く羽の生えた知らない人がいました。
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作者名:リュウ | 作成日時:2019年6月21日 5時