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「せっかく手伝いに来てくれたのに、あんな言い方しなくても・・・。」
智くんの気持ちはわかるけどって、洗い物をしながら智くんに言う。
「別に来てくれって頼んでねぇし・・・。
引っ越しの日を決めたのはおれだけどそれ以外は翔くんだから、翔くんがいればいいと思ってたし。
翔くんがあいつらに言ったんだろ？」
空になった缶をつぶしながらビニール袋に入れて行く智くん。
「でも・・・助かったでしょ？
私は来てくれて助かったよ？」
私たちと櫻井さんの３人じゃもっと時間がかかってしまったと思う。
「そりゃぁね。
ああ見えて片付け下手な翔くんだからね・・・。
でも、馴れ初め云々だけじゃなくって、あのままだったらもっと長居してただろうし・・・。
下手したら泊まってくなんてことになってたかも。」
テーブルを片付けた後、隣りに来て今度は洗った食器を拭きだす。
「泊まる？
ここに？」
櫻井さんが片付け下手っていう言葉も引っかかったけれど、それよりも。
男性４人が泊まるスペースなんてここには無いと思うけど。
「そこに雑魚寝だよ。」
智くんが顎でリビングを指した。
「ソファーには１人しか寝られないのに・・・。」
「後は床だよ。
そんなことされて、せっかくのAとの時間を邪魔されたくないからね。」
それで帰れって言ったの？
最後のお皿を拭き終えて食器棚にしまっていたら、さっき溜め始めておいたお風呂から自動アナウンスが聞こえて来た。
「先に入りな。」
「ここは智くんの家なんだから、お先にどうぞ。」
自分が入っている間に帰ってしまうかもっていう不安があるみたいで、毎回私に先に勧めてくる。
もうそんな心配しなくていいのにね。
「おれは時間かかんないから。」
智くんに背中を押されて浴室に押し込まれそうになって、慌ててバックを手に取った。
１人になった空間で、思いついて二宮さんにＬＩＮＥを送っておく。
『さっきは大野さんがごめんなさい』
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Fg(プロフ) - ともさん» ともさん、コメントありがとうございます。やっと向き合うことが出来ました。後はひたすら甘く・・・したいです。 (2021年9月22日 23時) (
レス) @page29 id: b0b3b50387 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 良かった…やーっと誤解だと智くんに伝わった。 (2021年9月22日 22時) (レス) @page29 id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
Fg(プロフ) - ともさん» 基本智くんは無口ですが、ここの彼は２人だと喋ってくれます。 (2021年7月28日 22時) (レス) id: b0b3b50387 (このIDを非表示/違反報告)
Fg(プロフ) - ともさん» ともさん、コメントありがとうございます。 (2021年7月28日 22時) (レス) id: b0b3b50387 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 智くんの大きな勘違い…口数が少ないから余計に？？？ (2021年7月28日 12時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fg | 作成日時：2021年6月8日 10時
