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私と交代でお風呂から出た智くんが、冷蔵庫から飲み物を出してコップに入れてくれた。
タオルで髪をガシガシと拭いて、ボサボサのまま自分はミネラルウォーターを一気飲みしてる。
「ありがとう。
飲まないの？ビール。」
さっき買ったビールも冷蔵庫の中に入っているはず。
「あんま酒臭いのもヤかなぁと思って・・・。」
その言葉の意味をちょっと照れてる風な智くんを見つめながら考えて。
え？
・・・そういう意味？
こっちまで恥ずかしくなって俯きかけた視線の先に見えた物。
「そ、そう、これ・・・。」
話を変えようと、バックの中から袋を取り出してテーブルの上に置いた。
首を傾げた智くんが袋を手にして中を確かめる。
「あ・・・。」
智くんは袋からシャツを取り出した。
「やっと返すことが出来た。」
「ん・・・まぁ、ずっと持っててくれてても良かったんだけどね。
自分の服がAの手元にあるって考えたら・・・何か繋がってるって気になれんじゃん。」
そうは言うけど、返したいっていう思いは会いたいっていう気持ちに繋がるから。
会いたかったってことを何度でも伝えたい。
「それでも、ね、ずっと・・・返したいって思ってた。」
智くんが私の手を掴んだ。
「ん、会えて・・・良かった・・・。」
そんな風に言われちゃうと、あっという間に熱いものが目の奥に溜まって行ってしまう。
そして優しくキスされて
「ベット行く？
それともここがいい？」
耳元で聞かれる。
え？
ここって？
「これね、ソファーベットになんの。」
私の腕を取って立ち上がらせて、ソファーの背もたれを倒すとあっという間にベットになった。
「あぁ、そうなんだ・・・。」
一瞬の出来事にびっくりしていたら、トンっと肩を押されてソファーに尻餅をついてしまった。
「ベットがヤならこっちにしとく？」
智くんの顔がいきなり近づいて、ソファーに押し倒された形になった。
下から見上げる智くんは、濡れた髪で色っぽくてドキドキさせられてしまう。
「ぇ、あ・・・。」
返事に困っていたら
「A、かわいい・・・。」
って囁いてきた。
なっ、何てこと・・・
尚更恥ずかしくて、顔が赤くなる。
思わす顔を隠そうとしたら、その手を掴まれた。
もう・・・心臓が苦しくって・・・息が出来ない。
追い打ちをかけるように智くんの唇が首筋に降りて来た。
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Fg(プロフ) - ともさん» ともさん、コメントありがとうございます。やっと向き合うことが出来ました。後はひたすら甘く・・・したいです。 (2021年9月22日 23時) (
レス) @page29 id: b0b3b50387 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 良かった…やーっと誤解だと智くんに伝わった。 (2021年9月22日 22時) (レス) @page29 id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
Fg(プロフ) - ともさん» 基本智くんは無口ですが、ここの彼は２人だと喋ってくれます。 (2021年7月28日 22時) (レス) id: b0b3b50387 (このIDを非表示/違反報告)
Fg(プロフ) - ともさん» ともさん、コメントありがとうございます。 (2021年7月28日 22時) (レス) id: b0b3b50387 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 智くんの大きな勘違い…口数が少ないから余計に？？？ (2021年7月28日 12時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fg | 作成日時：2021年6月8日 10時
